こんにちは。
シマノ ヴァンキッシュ3000MHGのハンドルノブをスタジオオーシャンマークのAC33/S ブラックに交換しました。
純正のハンドルノブでも問題はないのですが、オモリグなどオフショアで使用する場合は、シャクる動作時にグリップ力が欲しいのが実情。
そもそもシーバススタンダードモデルなので、パワーも剛性も申し分ないので、オフショアにももってこいだと思うんですよ。
ただ純正のハンドルノブだけ…
ということで、サクッとハンドルノブを交換したら、想像通り快適すぎました!
ヴァンキッシュ3000MHGのハンドルノブを交換
そもそもヴァンキッシュ3000MHGのゴム製T型の純正ハンドルノブは、超軽量でガタツキもまったく無く、精度がかなり高いつくりになっています。
純正ハンドルノブは、ノブの中が中空構造となっており、トコトンまで軽量化して精度が高められている優れものなんです。
ただ、オフショアでの使用において長時間のシャクリ動作や回収作業時は、やはりラウンドタイプのEVA製ノブが楽ですよね。
スタジオオーシャンマークのハンドルノブ【AC33/S】
今回、ヴァンキッシュ3000MHGのハンドルノブ交換用に用意したのは、スタジオオーシャンマークのAC30/SとAC33/Sで共にブラック。
中空構造で円錐形の超硬EVA素材のハンドルノブで、軽い力で驚くほどのグリップ力を確保しているとのこと。
ヴァンキッシュ3000MHGの場合、一番小さいAC30/Sでも、次のサイズのAC33/Sでも、どちらでも装着することができます。
実際にどちらの大きさが自分好みかわからなかったので、両方買っちゃいました…
今回は少し大きいサイズのハンドルノブ、AC33/Sが自分には良さげだったのでそれに交換することにしました。
ちなみにカラーは、ダークシルバー、ピュアゴールド、ブラックの3種類あり、ヴァンキッシュの漆黒のボディにはやはりブラックでしょう。
●スタジオオーシャンマーク ハンドルノブ AC33/S ブラック
ハンドルノブの重量
気になるハンドルノブのそれぞれの重量は、
ヴァンキッシュ3000MHGの純正ハンドルノブが5g。
スタジオオーシャンマーク AC30/Sが10g(公式11g)。
スタジオオーシャンマーク AC33/Sが12g(公式12g)。
軽量化にこだわっているヴァンキッシュだからこそ重量増は気になるところですが、AC33/Sに交換した場合の7gの差は気にならない範囲でしょう。
ハンドルノブ交換のに必要な道具
ハンドルノブ交換で使用した工具は、1番のプラスドライバー、ハンドルノブキャップリムーバー、ピンセットの3つ。
1番ドライバーは、おそらくどの家庭にもあると思います…
●PB(ピービー) スイスグリップ・プラスドライバー -8190 1-80
ハンドルキャップリムーバーは持ってなくても、スタジオオーシャンマークのハンドルノブの付属品に、簡易のリムーバーがあるので、それを使っても問題ないです。
●ヘッジホッグスタジオ(HEDGEHOG STUDIO) ハンドルノブキャップリムーバー Ver.2 ロイヤルパープル
あると便利なのが先曲がりのピンセット。
必須ってわけではないのですが、あると作業が楽に進められます。
●ホーザン(HOZAN) 先曲がりピンセット カーブタイプ 材質ステンレス 全長115mm 重量18g
あと、ハンドルノブ内のベアリングに塗布するリール用のグリス。
手持ちのリール用ならなんでも良いと思います。
●シマノ(SHIMANO) リールメンテスプレー SP-003H
ハンドルノブ交換の手順
ハンドルノブの交換手順は、
①既存の純正ハンドルノブを外す
②交換するハンドルノブを取り付ける
です。
って、当たり前か…(笑)
①既存の純正ハンドルノブを外す
まずは、単にハマって固定されているだけのハンドルキャップを、ハンドルノブキャップリムーバーで外します。
次に、ハンドルノブがネジで固定されているので、プラスドライバーを使って外します。
ハンドルノブが外れると、ボールベアリングやワッシャーがハンドルノブ内部にあるので、リムーバーやピンセットを使ってそれも外す。
外した順番がわからなくならないように、取り付けられていた順に並べるとわかりやすいです。
もし、わからなくなっても、リールに付属の説明書にパーツの取り付け順番が載っているので、それを参考にもできます。
②交換するハンドルノブを取り付ける
取り付けは、純正ハンドルノブを取り外した逆の手順で行います。
まず、スタジオオーシャンマーク AC33/Sに付属のハンドルキャップオープナーでAC33/Sのハンドルキャップを外します。
次に、AC33/Sに純正のボールベアリングをピンセットで取り付け(はめ込むだけ)します。
純正のボールベアリングをはめ込んだら、リールグリスをシュッと吹き付ける。
リールハンドルノブの軸受にAC33/Sを差し込んで、同じようにハンドルキャップ側にも純正のワッシャーとボールベアリングをはめ込み、リールグリスを吹き付けます。
プラスドライバーを使って純正のネジでAC33/Sをハンドルに固定する。
この時、ハンドルキャップを取り付けないで、ハンドルノブにガタつきがなく取り付けられているかチェックします。
私の場合は、少しカクカクとガタつきがあったので、再度取り外し、軸受側のボールベアリングのところに、AC33/Sに付属されていたワッシャー2つを入れました。
するとガタつきがなくなり、いい感じに取り付けできました。
最後に、ハンドルキャップノブをオープナーを使って取り付ければ完了。
ここまで、2分30秒ほどでできました。
慣れてしまえば、特別難しい作業もなく簡単に行えると思います。
ちなみに、パーツ表では108番になっているノブ固定軸パイプ(純正品)は、AC33/Sの取り付けには必要なかったです。
ちなみに、ハンドル総重量の差は、予定通り7gでした。
純正ハンドルが19g
AC33/Sを取り付けたハンドルが26g
ハンドルノブの交換は、想像以上に簡単にできてしまい、リールがより快適になるのでオススメですよ!
●スタジオオーシャンマーク ハンドルノブ AC33/S ブラック
↓一番小さいサイズのハンドルノブ
●スタジオオーシャンマーク ハンドルノブ AC30/S ブラック
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