こんにちは。
ヤエン釣りにおいて、アジをいかに元気な状態で保つかが、釣果においてすごく重要ですよね。
そこで、ヤエン釣りではメジャーになっているアジ活かしクーラーを導入することにしました。
このアジ活かしクーラーは、何と言っても水温を一定に保つことができる点が最大のメリット。
アジ活かしバッカンじゃ駄目!?
ヤエンを始める時に購入したダイワ キーパーバッカンFD45。
サイズも大きくて、アジがたくさんキープできるのですごく気に入って使っていました。
でも、、、
秋イカでも春イカでも、曇りの日はマシですが太陽がしっかり出ていると、どうしても水温が海水温より上がってしまうのです。
多い時は30分おきに水換え…なんてこともあって、この水温調整が重労働なんです。
この水温を海水温と同じ温度に保ってくれるのが、クーラーボックスを改造したアジ活かしクーラーなんです。
↓エアポンプが2個つけれるところが◎
●ダイワ キーパーバッカンFD45
アジ活かしクーラー
アジを元気に保つポイントとしては、【水温安定】と【水質維持】。
水温安定は、クーラーボックスなので現場に到着後、海水温と調整してしまえば、最後まで調整する必要がほぼ無いでしょう。
水質維持は、アジをバッカンで泳がせていると汚い泡のようなものが沢山溜まり、ほっておくとアジが弱ってくるので水換えをして解消しないといけません。
そこで、水質維持に効果的なアイテムが海水魚の水槽で活躍しているプロティンスキマーというろ過装置。
このプロティンスキマーは、微細な空気の泡で汚れを吸着して、タンク外に排出して、常に海水を綺麗に保ってくれる優れもの!
クーラーボックスの水温安定と、プロティンスキマーの水質維持で、ほぼ水換え不要で元気なアジをキープできます。
アジ活かしクーラーを自作
アジ活かしクーラーに使用したクーラーボックスは長年愛用してきたシマノのスペーザ ベイシス240。
細長タイプなので、アジの収納力も高そうだし、傷だらけで試用感満載なのですが、保冷力はまだまだ健在で問題なし。
使い古したクーラーボックスでも大丈夫だと思うので、アジ活かしクーラーの自作はそんなにハードルが高くないはず。
アジ活かしクーラー自作に用意するもの
アジ活かしクーラー自作に用意するものは、こんな感じ。
アジ活かしクーラー自作に用意するもの
- ● クーラーボックス
- ● エアポンプ 2個
- ● プロティンスキマー 1個
- ● クーラーゴム栓(第一精工) 1個
- ● ブク栓 L (プロックス) 1個
- ● P-S ピトン固定ネジ タカ産業(TAKA) 2個
- ● ケミホタル&吸盤など
- ● マジックテープ 必要なな大きさ
- ● バーナーやペンチ、ハサミ、+ドライバー
①エアポンプ固定用のフックとマジックテープを取付ける
エアポンプの固定には、プロックスのブク栓に付属されている金属パーツを使用します。
もう一ついるので、適当な形の金属パーツをホームセンターで調達しました。
あとは、金属パーツだけではエアポンプが安定しないので、裏面が強力なテープが付いているマジックテープでしっかりと固定します。
クーラーボックスの左右の側面にそれぞれエアポンプを1個ずつ配置したいので、左右側面両方に金属パーツとマジックテープを取付。
●バリバリテープ 粘着付
②クーラーボックスに穴を開ける
いよいよ、クーラーボックスに穴を開けます。
第一精工のクーラーゴム栓に付属されている金属パイプを使って穴開けをしました。
まずは、ヤケドが怖いので軍手をしてから金属パイプをバーナーで炙ります。
どれくらい炙るかというと、先端から3cmくらいまでそ回しながら30秒くらいだそうで、金属パイプが赤くなるかならないかぐらいの感じ。
しっかりと炙って、穴を開ける面を上面にくるようにクーラーボックスを固定して、金属パイプを慎重に押し当てていきます。
途中、結構硬い部位があるので、割と力が必要でした。。。
1度で貫通すれば良いのですが、そうでない場合は何度か熱して貫通させてください。
指定の直径のドリルが手持ちであれば、それで開ける方法もあります。
その方法のほうが綺麗に穴があくのかも…
③ゴム栓を取付ける
穴が空いたらゴム栓を取付けていきます。
第一精工のクーラーゴム栓は、先端側を穴に突っ込んだあとペンチで引っ張り出してます。
そのあと、指定位置をハサミでカットすると、チューブ用の穴が出てきます。
プロックスのブク栓も、説明書を読んで取付けます。
●第一精工 クーラーゴム栓
●プロックス クーラーボックスブク栓L
④肩ベルトに変更
クーラーボックスのハンドルは手持ちする場合に便利なのですが、側面からゴムチューブが出ているためにハンドルが干渉して何かと不自由。
そこで、クラーボックス用の肩ベルトに変更しました。
スペーザ250リミテッドの肩ベルトを使用していないので、それを流用したらピッタリで良い感じ〜
⑤各パーツを取付ける
エアポンプ用とプロティンスキマー用ののゴムチューブを設置します。
第一精工のクーラーゴム栓はちょっと穴がきつい場所があるので、反対側からペンチなどで強制的に引っ張り出す必要がありました。
エアポンプは、使用していたハピソンのエアーポンプ2個をそれぞれエアレーション用とプロティンスキマー用に。
●ハピソンハピソン 乾電池式エアーポンプミクロ YH-735C
充電式も出てるのですが、乾電池式を愛用しています。
充電式も良さそうですが、メーカー情報では送風量が強で6時間なので、少し微妙かなと。
釣行時間が6時間ぐらいまでという人は、充電式が経済的かも。
●ハピソン 充電式エアーポンプ YH-760
乾電池は、毎回購入して捨てるのがもったいないし、今はやりのSDGs?に乗っかって充電式の乾電池。
1回のフル充電で、パワーが落ちることなく約9時間はへっちゃらに使えてるので全く問題なし。
●東芝 充電式インパルス 充電式単1形電池
●東芝 インパルス 充電式電池 専用充電器 単1・単2形兼用
⑥プロティンスキマーを加工
アジから出る老廃物?によって、タンク内が臭くきたなく汚れてくるので、水質維持はアジの元気を保つ上でとても大事なこと。
頻繁に水換えを行う手間を省くために、プロティンスキマーは無くてはならない必須アイテム。
ただ、このクーラーボックスの水深が浅くプロティンスキマーが入らない…
ということで、ちょうど良い感じに本体をカットして短くしてたら設置できました。
老廃物を除去する能力は衰えてなかったと思うので、問題ないでしょう〜
●アクア工房 殺菌プロテインスキマー
プロティンスキマーを設置して、クーラーボックスに水を入れて試運転して水漏れがないかチェック!
ゴム栓部分も水に浸かるようにヒタヒタに水を入れて数分様子を見ましたが、水漏れも無いようでひと安心です。
⑦水中ライト用にケミホタル
クーラーボックス内は蓋をすると真っ暗に。
そうなるとアジがぶつかったりして弱るそうなので、水中ライトが必要。
電池式の水中ライト(集魚ライト)などもありますが、ケミホタルが気軽で安価。
設置できる適当な吸盤ゴムで固定すればなお良しって感じでしょうか。
●ルミカ(日本化学発光) パワー太刀魚50イエロー(2本入)3枚セット
●吸盤 25φ横穴 (1P 3ケ入) 透明
⑧ついでにピトンも設置できるように
折角なのでピトンを固定できれば非常に便利。
ということでタカ産業のピトン固定ネジをクーラーボックスの側面の空きスペースに設置。
●タカ産業(TAKA) P-S ピトン固定ネジ
アジ活かしクーラーで快適フィッシング!
秋イカのヤエンでアジ活かしクーラーデビューしてきました。
日が昇ってお昼ごろになると、若干、海水温が上がってきたので、温度調整のために数回ほど水換えをしたのみで、本当に楽々フィッシングでした。
最後の1匹までアジが元気なので釣果もよかったはず!?
水温と水質が安定するアジ活かしクーラーは、オススメアイテムです。
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