こんにちは。
先日、10年ぶりのタイラバ釣行準備の時、久しぶりにタイラバを収納しているタックルボックスを開くとタイラバやフックなどに年相応の劣化が…
ということで、シーハンターとタイラバ用のフックを買ってきて自作にチャレンジ!
タイラバ用フックの交換用の完成品も売っているのですが、せっかくなので自作してみることに。
自作すると完成品より安く、長さなどもアレンジできるのでオススメですよ。
ひと手間はかかりますが、自作の仕掛けで鯛を釣り上げるとより一層の喜びを感じられること間違いなし!
今回は、タイラバ用のフック(針)へシーハンターを結ぶ結び方を紹介します。
↓中井チューンの交換用のスカートもつくってみました!
タイラバの交換用フック自作に準備するもの
タイラバ交換用のフックを自作する為に準備するものは、
- シーハンター
- タイラバ用のフック
- 接続パーツ
- ペンチとメジャー
今回は、内掛け結びでシーハンターとフックを結ぶので、ペンチを使って結束部分を締めます。
メジャーは、シーハンター本線の長さを測って切断する時に使います。
内掛け結びの結び方
まずは、シーハンターを引っ張り出して、切り取る前にフックを1つ結びます。
糸で輪を作り、フックの軸に添わせます。
↓こんな感じ
右手でフックのチモトと糸を持ち、
左手で糸の輪の部分を持ってピンと張ります。
左手で輪の部分の糸を張りながら、糸の本線と端糸とフックの軸に、輪の部分の糸をクルクルと巻きつけていきます。
タイラバ用のフックは、5回ぐらい巻きつけます。
この時、右手はしっかりと強い力で糸とフックの軸を固定します。
巻き終わったら、持ち替えて、結び目がぐちゃぐちゃにならないように整えながら、本線をゆっくり優しく引きます。
本線を引っ張る時に、結びめがグチャグチャにならない様に、整えてください。
本線と端糸の両方を軽く引っ張り、手の力で締めていきます。(50%ぐらいの締め具合)
軽く締まったら、結び目と本線の向きを整えながら、フックのチモト部分へ、結び目を移動させます。
端糸をペンチで掴み、本線を手で持って、しっかりと締めこみます。(100%の締め具合)
この締め込む時に、熱によってシーハンターの強度が落ちてしまう為、ツバなどで結び目を湿らせて慎重に締めこんでいきます。
こんな感じ
端糸の余分な部分を切り取れば完成。
この作業を本線のもう片方で行います。
まずは、長さを測って、本線を切ります。
この時は、完成10cmぐらいを目標にしているので、だいたい14cmで切断。
反対側は、本線が短いので輪っかを作るとこんな感じになちゃいます…
反対側も同じ要領で、
輪っかが気持ち小さいので、巻き込みにくい…
シーハンター本線の両端に、内掛け結びでフックの取り付けが完了!
最後に、内掛け結びをした箇所に瞬間接着剤をチョンっとして終了〜
↑つけすぎ注意です、あくまでもチョンっです。
続いて、紅牙 接続パーツを取り付けていきます。
こんな感じでフックを段差にして、
ちょうど良い位置で、本線2本を一緒に結びます。
なかなか良い感じでタイラバ用の交換フックが作れました!
ここまでの作業時間は、慣れてくると5分ぐらいで1セット作れます。
↓左と真ん中が自作、右側が市販品の交換用フック。
どんな釣りも、フッキングに至るか至らないかは、針先の刺さりがどれだけ良いかにかかっていると思います。
釣行時、ついつい前回使っていたフックをそのまま使ってしまいがちですが、常に新品のフックで釣行に臨むと、フッキングに至らないアタリが減って、フッキング率が確実に上がると思いますよ!
そんな時に安価な自作フックは強い味方です!!
ちょっと手間かもしれませんが、市販品よりもお安く交換用フックが準備できるので、ぜひチャレンジしてみてください。
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