こんにちは。
今年の明石でのタコエギ を使った船タコ釣りは、早くも3月ごろから開幕しており、ちょくちょキロオーバーもあがってる様子。
私も初めてキロアップを仕留めて大満足でした!
そんなタコエギ釣りで、タコエギ以外で必要なアイテムのうち、意外とコストがかかるものがあります。
それは、タコエギスナップ…
タコエギスナップ、ちょっと高いなぁ〜と感じているのは、私だけでしょうか。
2個入りで500円前後もする…
しかも、釣りをしている最中に新品を使っていても、スナップ部分の口が開いてタコエギをロストしてしまうことも少なくない…
更に、スナップ部分への負荷が想像以上にありそうなので、スナップの劣化を常に気にしながら釣りをしないといけない…
ということで、タコエギスナップのスナップ部分を、ジギングで使うスプリットリングに置き換えて自作して、スナップの口が開いてタコエギをロストしてしまうことを根本的に解決してみました。
想像以上に満足感が高かったのでご紹介します!
タコエギスナップの自作に用意するもの
まず、タコエギスナップを自作するのに用意する道具は、スプリットリングプライヤーのみです。
普通のプライヤーでもできないことはないですが、想像以上に時間もかかるし大変なので、できるだけスプリットリングプライヤーを用意してください。
↓新たに購入するならこれが欲しいかも
●スミス ステンレスフィッシングプライヤー
そして、今回真似て作るタコエギスナップは、「タカ産業 ツインタコエギスナップ M」。
この「タカ産業 ツインタコエギスナップ M」の強度は約20kgなので、この強度以上を目安に作成します。
タコエギスナップ自作のパーツ ①スイベル
大型のタコや根掛かりの時など、かなりの負荷がかかっていると推測されるので、しっかりとした強度のタコエギスナップを作成したいところ。
そこで用意したタコエギスナップを作るためのパーツは次の通りです。
【タコエギスナップ自作に必要なパーツ】
ささめ針 パワーステンオヤコ #1×2
ささめ針 NTパワースイベル #2
スプリットリング #5〜6前後
ささめ針のパワーステンオヤコもNTパワースイベルも、それぞれ130kg程度の強度があるので十分。
自作したエギタコスナップが壊れない前提であれば、根掛かりロストを考慮して3〜4個ほど自作しておけば1回の釣行分として十分だと思うので、
ささめ針 パワーステンオヤコ #1×2 4個入り1つと
ささめ針 NTパワースイベル #2 7個入りを2つ購入。
●ささめ針 パワーステンオヤコ #1×2
●ささめ針 NTパワースイベル #2
タコエギスナップ自作のパーツ ②スプリットリング
スプリットリングは、スイベルとスイベルの間と、タコエギとの連結部分に使用します。
付けやすさと大きさ、強度を考慮して#5番前後が扱いやすそうでした。
メーカーにもよりますが、スプリットリング#5の強度はだいたい30kg(66lb)以上あるので、#5前後を目安にすると良いと思います。
ジギングでも使用する前提で購入するのなら、スプリットリングの強度面とコスパで考えるとカルティバの「スプリットリングウルトラワイヤー」がオススメです。
カルティバ スプリットリングウルトラワイヤーは、#5で50kg(110lb)以上の強度がり、#3でも34kg(75lb)以上の強度があり、他のスプリットリングと比べても格段に強度が高いです。
今回使用したスプリットリングは、20kg以上あれば良いので、シャウトのスプリットリング#5 34kg(74lb)を使いました。
●シャウト スプリットリング#5(74lb)
●カルティバ スプリットリングウルトラワイヤー#5(110lb)
タコエギスナップの作り方
まずは、市販品と一緒に並べて、イメージづくり。
↑こんな感じで並べると少し長さが足らなさそうなので、もう少しスイベルとスプリットリングを追加。
1つのタコエギスナップを作るのに、
パワーオヤコスイベル1個
NTパワースイベル4個
スプリットリング7個
プレスリング(NTスパワースイベルまたはスプリットリングでも代用可)1個
と結構な量が必要な感じ。
片側をNTパワースイベルにしないでプレスリングにしたのは、長さに差をつけることによってタコエギ同士の絡みを減らす目的。
あとは、これらをスプリットリングプライヤーを使って接続していくだけ。
あっという間に完成〜
実際にタコエギを装着してみると、こんな感じ。
市販品のタコエギスナップをつけたものと、自作のタコエギスナップをつけたものを水中で観察しても、タコエギの浮き方にあまり違いはないようでした。
タコエギスナップ自作費用
タコエギスナップを4つ自作するのにかかった費用はこんな感じ。
・ささめ針 パワーステンオヤコ 1つ 337円
・ささめ針 NTパワースイベル 2つ 372円
・シャウト スプリットリング 2つ 660円
合計1,369円、自作タコエギスナップ 1つあたり342円
ちなみに市販タコエギスナップ 1つあたり250円〜300円ぐらい…
自作タコエギスナップの方が、手間もかかるし若干高い…
しかし、スナップが開いてタコエギ やオモリをロストする心配がないし、スイベル部分がダメになるまで繰り返し使うことができる!
ということで、結果的にコストパフォーマンスは高いと思います。
自作タコエギスナップの実釣
実際にタコ釣りで使ってみると、絶対的な安心感があってめっちゃ良いですね〜
ただし、難点を挙げるとすれば、タコエギの取り付けにスプリットリングプライヤーが必要な点と、タコエギの交換時にスナップに比べると若干時間がかかる点です。
この2点を踏まえても、スプリットリングの自作タコエギスナップの満足感と安心感はハンパないですね〜
って、調子乗ってるとこうなります(涙)↓
タコエギは消耗品なんですね…(笑)
でも、自作タコエギスナップは作って大満足でした!
自作タコエギスナップでも、いつも通りいっぱいタコさん釣れました!!!
[…] タコエギ スナップの自作に大満足!!【船タコ釣り用】 […]