こんにちは。
いま、三男は友達たちと男旅中。
うらやましい〜
子供達に内緒でアップしちゃってるので、あとで怒られちゃうかも(笑)
さて、明石の船タコ、タコエギの釣りに誘われていたのですが、
過去に1度、痛い目を見て以来、頑なに船タコを避けていたのです…
でも、ここ数年の船タコのブームと、めちゃ釣れてる明石のタコ釣果の誘惑に魅了されて、明石の船タコに行きたくなっちゃいました(笑)
意思がよわーい釣りバカの1人です(笑)
ということで、ゼロから船タコのタックルやタコエギなどの仕掛けを仕入れに行ってきました!
明石の船タコの釣りとは
明石の船タコの釣りとは、船からタコエギやタコスッテ、タコテンヤなどを使って、明石の高級マダコを狙う釣り。
釣り方としては、真下にタコエギなどを落としたり、軽くキャストしたりして、底を探りマダコを狙います。
ロッドティップでチョンチョンチョンと海底を叩きながら、タコエギなどを海底に這わしてゆらゆらさせて、タコを誘惑します。
タコのアタリは、違和感のような軽い抵抗やいきなりグーンと重くなったりします。何か違和感を感じたら、3〜5秒そのままアクションを続けてから、大きくアワセて釣り上げます。
子供からご年配の方まで楽しめる釣りが、船タコの釣りだと思います。
船タコのタックル
船タコの釣りは、ほぼ初めてなので、ロッドから準備。
船タコの釣りに求められるロッドの調子としては、2:8ぐらいの先調子のロッド。
私が持っているロッドの中で代用ができないか考えると、カワハギロッドやイカメタルロッド、タチウオテンヤロッドが似ている感じがしますね。
明石の船タコではオモリを50〜60号を使用。50号の負荷とタコが抱いた時の引き剥がすフッキング力に耐えられるロッドではないといけない…
船タコの釣りの動画を見ていると全身を使ってかなり大きくフッキングしているし…
そう考えると、代用で唯一対応しそうなロッドはタチウオテンヤロッドぐらいかな。
でも、極鋭やし、
フッキングでピシってロッドが泣いたら立ち直られへんし…
てことで釣具屋さんへGo!(笑)
船タコに求められるタックル
ロッド:
2:8か3:7ぐらいの先調子のロッド、バットはしっかりしておりタコをはがすことができるパワーがあるロッド、錘負荷は50号以上に対応
リール:
ベイトリール、PE2〜3号を100m巻けて、ドラグ力、巻上げ力ともに力強いリール、軽いベイトリールが理想、時期によっては深場(50m以上)のポイントもあるので電動リールも有効
ライン:
PE1.5〜2号を100〜150m
リーダー:
フロロ8〜10号を2m前後
仕掛け:
タコエギやタコテンヤなどを複数個つける
たこ集寄ブレード:
集魚効果(アピール力)のあるビラビラやタコベイトなどをリーダーとタコエギの間にセット、つけなくても良い
シンカー(錘):
明石の船は50〜60号、船宿さんに要確認、カラーリングされているものも多数あり
タコをキープするためのネット:
脱走の名人なので、目の細かいネット(洗濯ネットなど)、タコ専用のネットも販売されている
餌:
船によってはアジなどが配給、サンマや鶏皮、豚の脂などを自分で準備する
船タコ専用ロッド
数種類の船タコの専用ロッドを実際手に取り、吟味した結果、欲しいなぁ〜と思ったのは、
どちらも今年出たばかりの、やっぱり最新モデル!
アルファタック アルファソニック 餌木タコ180と
ダイワ メタリア エギタコ S-178。
船タコをしている店員さんからお話をしっかり伺い、竿の調子の好みや自分のフィーリングで、
『アルファソニック 餌木タコ180』に決定!
ちなみに、勘違いしていたのですが、ロッドの錘負荷は、下錘の重さだけを考慮するだけで良いということでした。
蛸エギの重さは考慮する必要がないとのことです。
アルファソニック 餌木タコ180 スペック表
品名 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 標準自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | 錘負荷 (号) | カーボン (%) | グラス (%) | メーカー希望 小売価格 (円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 NEW 180 | 1.80 | 2(B) | 135 | 110 | 1.5 | 12.0 | 40-100 | 90 | 10 | 30,000 |
竿の調子は2:8ぐらいで、メタリアと比べるとよりソフトな範囲が大きい穂先かなという印象。
ロッドは細身で軽量(110g!!)、しかもなんだか高級感がある(笑)
↓アルファソニック 餌木タコ180の詳しい紹介や使用感など、インプレはこちら。
でも、でも、
メタリア エギタコ S-178もホントに良さげだったんで、めっちゃ迷って断腸の思いで決断したことを付け加えておきます(笑)
●アルファソニック 餌木タコ180
●ダイワ メタリア エギタコ S-178
船タコ用リール
当初、ジギング用に持っているソルティガ10にPE2号を巻いていたので、それで良いかと考えていたのですが、ええロッドが110gとめっちゃ軽量なので、リールも軽量にしないとタックルバランスが悪い…
ということでリールも買っちゃった(笑)
明石の船タコでは、PE2〜3号を100m巻いておればとりあえずいけるそうなので、
船タコのリールに欲しい条件はこんな感じでしょう。
①軽い
②PE2号100m巻ける
③しっかりとしたドラグ力と巻上げ力
ええやつ(Newロッド)を買ったばかりなので、コスパが良さそうなリールを物色してアブガルシアのレッドマックス船3-Lを購入。重さも222gと軽量。
ほんとは、2019年春に新発売したテイルウォークのオクトパスライト 54が欲しかったなぁ〜
レッドマックス船3-Lは、PE2号100m巻けると思い込んで、スペックをしっかり見ていなかったのですが、スプール径的にPE2号100mは少し厳しそうで不安…
アブガルシア レッドマックス船 スペック表
製品名 | 自重(g) | ギア比 | 最大ライン巻取(cm) | 最大ドラグ力(Kg) | ラインキャパシティ/スーパーファイヤーライン1.2号 | ラインキャパシティ/PEライン1号 | ボール/ローラーベアリング | メーカー希望本体価格(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
REDMAX船3 | 222 | 7.1:1 | 74 | 5.5 | 200m | 200m | 3/1 | ¥7,800 |
REDMAX船3-L | 222 | 7.1:1 | 74 | 5.5 | 200m | 200m | 3/1 | ¥7,800 |
でも、ちょうどぐらいで巻けました!!
●アブガルシア レッドマックス船3-L
●テイルウォーク(tail walk) オクトパスライト 54
メインライン、リーダー
メインラインはPE1.5〜2号を100〜150m必要。
瞬間的な負荷よりも、ゆっくり負荷がかかる根掛かりもあるので、4本綴りよりも8本綴りがおすすめでしょう。
そこらへんは、お財布と相談しながらの決定ですよね、
ってことで、私は4本綴り(笑)
おすすめは、デュエル ハードコア X4プロ タコ。
磨耗に非常に強いタコ専用ライン。強度も磨耗体制も申し分ないと思います。
●デュエル ハードコアX4プロ タコ 2号 135m
リーダーは、フロロ8〜10号で、1ヒロから2ヒロでオッケー。
手持ちのジギングで使用しているリーダーを使用しました。
●クレハ(KUREHA) シーガー エース100 8号 100m
タコエギ、仕掛け
シーズン中ということもあって、船タコ釣りのタコエギや仕掛けが、釣具店の中でも目立つ位置にかなりの種類が揃っています。
タコエギ
タコエギやタコ用のスッテなど、たくさんの種類や色が発売されています。
その中でも、明石で圧倒的に人気があるのがハリミツから出ているタコ墨族の蛸エギ。
おそらく、船中全員のタックルボックスに入ってるのでは?
色々なカラーが発売されていますが、コラボカラーなども良さげでオススメですよ。
あと、非常にオススメなのが餌やワームを装着できるタイプの蛸エギ、同じ蛸墨族から発売されているONBU(オンブ)。
蛸テンヤと蛸エギを融合させた感じで、餌パワーの恩恵が受けられます!
餌やワームの装着は非常に簡単で、蛸エギの背中にあるスライドするピンに差し込んで固定するだけでオッケー。
餌持ちが良いものならピンに挿すだけで大丈夫なのですが、付属しているワイヤーでさらに固定することも可能。
この蛸墨族のONBU(オンブ)が大活躍したんです!
明らかに蛸エギだけの人とはアタリの数が違いました〜
●ハリミツ 蛸墨族 3.5号/35g イエロータイガー
●ハリミツ 蛸墨族 ONBU(オンブ)
アシスト工房 TAKOGUSI&タコの恋人
アシスト工房さんから出ているソフトルアー、タコの恋人。
ハードルアーにはない、より餌に近い感覚で蛸を狙える最強武器。
同じくアシスト工房から出ているTAKOGUSHI(タコグシ)にぶっ刺して、タコエギと同じようにセッティングして使用します。
めっちゃええ感じですよ!!
●アシスト工房 タコの恋人 L
船たこ集寄ブレード
タコエギやタコテンヤとリーダーの間に、みなさん思い思いの集魚ツールを取り付けていますが、潮流の影響を最小限に留めながら集魚効果が高そうなツールを発見!
オーナーばりが発売している船たこ集寄ブレード!
長さも2種類あって、潮流の速さで使い分けると良さそうです。
スタンダードな長さ70cmのTA-70 船たこ集寄ブレード
潮流が早い場合は長さ30cmのTA-23 船たこ集寄ブレード
隣近所とよくオマツリするのが、船タコの釣り。
できるだけ、潮流の影響を受けずに蛸にアピールできるものが良いので、かなりオススメです。
●オーナーばり TA-70 船たこ集寄ブレード
●オーナーばり TA-23 船たこ集寄ブレード
船タコ用のスイベルとシンカー(錘)
タコエギと下錘をセッティングするためのスイベル。
タコエギが2個セッティングできるタイプのスイベルを準備しました。
中にはタコエギ3個つけられるスイベルなどもあるので、お好みで良いと思います。
●ハリミツ 船タコツインスイベル M
シンカーは、明石の釣り船では50〜60号で、準備する重さを船宿さんに確認する必要があります。
今回お世話になる予定の鍵庄さんは、錘50号とのことで、根掛かりでロストも考えて50号を3個準備。
船タコ釣り用に、カラーリングされたシンカーやキラキラして目玉がついたシンカーなどあるのですが、正直ちょっと良いお値段なんです。
なので、お手頃なシンカーでちょっとだけ節約。
●フジワラ カラーシンカー六角 50 蛍光
キープ用のタコ専用ネット
釣り上げたタコは、一人一人に与えられているライブウェルに入れてタコを生かしておくのですが、ご存知のとおりタコは脱走の名人なんですよね。
中途半端なネットだと、ちょっとした隙間から知らぬ間にタコが大脱走〜という事態も珍しくありません。
なので、ここでもタコ専用ネットや目が細かい洗濯用ネット、子供のおもちゃを収納するためのネットなど、みなさん創意工夫をしています。
タコが脱走できなくて、なおかつタコを入れやすい構造のものが手返しが良いですね。
私はとりあえず、安かったタコ専用のネットを購入。意外と良かったです。
↓こんな感じでライブウェルに入れておくと、タコの大脱走な防げました!
↓みなさんこんなタコビクを船の日よけの天井にくくり付けて、タコをキープされてました。
●プロマリン(PRO MARINE) タコビク
船タコの釣り方
船タコの釣りは、基本的にボトムからルアーを浮かさずズル引きしてタコにアピールをします。
真下に落としても良いし、少しキャストしてみても良いです。
タコは縄張りがあって、その縄張りに入ってきたタコエギを攻撃する習性を利用している釣りなので、広範囲に攻めることは非常に有効的な方法だと思います。
船で一列になって釣りをしているので、キャストすることによって少しでも広範囲に攻めるとアドバンテージが生まれますよね。
あと、上から落ちてくるものを意識しているようなので、軽くロッドをシャクって、タコエギをポイントに入れ直すのも良いです。
いずれにしても、当日のアタリカラーやよくタコが反応する誘い方やリズムがあるみたいなので、釣れている人のカラーや誘い方を真似することが重要。
どの釣りもそうですが、上手な人の真似をするのが一番の近道何ですよね。
でも、同じようにしていても、同じように釣れないことが多いのですが(笑)
①ボトムを取る
②錘が浮かないように、錘を立てたり寝かしたりを繰り返すようにロッドを操作(ロッドティップでチョンチョンチョンとアクションをする感じ)
③少し違和感(重くなったり、対抗を感じたり)を感じたら、3〜5秒ほどそのままアクションを続けてから、大きくフッキング!
④回収時によくバレるので、一定の速度で落ち着いて回収する
↑こんな感じでしょうか。
↓釣り方など勉強になる動画
↓8/1に明石の鍵庄さんで船タコつりデビューしてきました!
めっちゃ釣れたのでタコ釣りにもハマりました(笑)
[…] 船タコ釣りのタックルやタコエギなどの仕掛け・釣り方など!明石デビュー準備をレポート […]