イカメタルをはじめよう! イカメタルの仕掛けとタックルや釣り方のコツをご紹介!!

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イカメタルにはベイトタックルとスピニングタックルの両方があります。
どちらにも利点がありますので、その時の状況やご自身のスタイルに合わせて使い分けることができれば好釣果につながると思います。
スピニングタックルでもイカメタルをしますが、私のメインタックルはベイトタックルです。イカがいるタナを素早く探り、細かく攻めることができ、イカメタルに繊細なアクションをすることが可能になります。
イカメタルを始めるための1本目のタックルは、ベイトタックルをお勧めします。
カウンター機能付きシマノ グラップラー CT151HG
船長の指示タナやイカが釣れているタナを確実にアプローチする必要がある為、カウンター付きのリールをお勧めします。
イカメタルをはじめるにあたってカウンター付きのベイトリール(両軸リール)が準備できるのであれば、真っ先に用意したいアイテムだと考えております。
もちろんカウンターが無いベイトリールでもイカメタルは成立しますが、その場合は10m単位で色分けされたPEなど、攻めているレンジを把握できるようにすることが望まれます。
イカメタルという釣りは、5mレンジが異なるだけで大きく釣果に差が出てしまったり、釣れているレンジがころころ変化したりと想像以上に繊細さが求められるケースも少なくありません。
ロッドアクションでイカを誘い続け小さなあたりをかけてとる釣りなので、軽さや操作性の良さ、回収時の手返しの良さなどを考慮に入れてお好みのカウンター付きリールをチョイスしてください。
お勧めは、シマノ バルケッタ200HG/201HG、300HG/301HG、シマノ グラップラー CT150HG/151HG、ダイワ ソルティストICS 103SH/103SH-Lです。
シマノ バルケッタ200HG/201HGは、糸巻き量がイカメタルで主に使用するPE0.6~0.8号を200m巻くのに下巻きを入れて丁度良い感じだと思います。ハイギアの設定でハンドル1回転の最大巻上長は70cmと素早くタナを探るにはお勧めです。
シマノ バルケッタ300HG/301HGは、200HG/201HGと比べると糸巻き量が約1.5倍になります。イカメタルもしたいけど、太刀魚のバーチカルジギングやライトジギングなどでも使用したい方は、PE1.2~1.5号を200m巻けるバルケッタ300HG/301HGでも良いかもしれません。
ちなみに、バルケッタもグラップラーも~00は右ハンドル、~01は左ハンドルのモデルになります。
右利きの方は、右手でシェイク&ストップや小さいしゃくりから大きいしゃくりなど、ロッドアクションを繊細におこないたいので、左ハンドルをお勧めします。
もちろん、ロッドワークをすることが普段から慣れているほうの手で行っていただいても何ら問題はありません。
私は右利きですが、右ハンドルのダイワ ソルティストICS 103SHと左ハンドルのシマノ グラップラー 151HGの両方を愛用しています。
●シマノ バルケッタ 201HG
●シマノ バルケッタ 301HG
●19 バルケッタ プレミアム 150DHXG
私が愛用しているカウンターリールの一つが、シマノ グラップラー 151HGです。
バルケッタとほぼ同じ価格帯で、最大ドラグ力5.0kgとバルケッタと比べると0.5kg強くて、ボールベアリングの数も5個とバルケッタの3個に比べて2個多いので、お得感に弱い生粋の関西人の私は、グラップラー 151HGを選んじゃいました(笑)。
バルケッタ同様、ベイトリール本体に内蔵されているボタン電池は自分で交換が可能なため、釣行先での電池トラブルもその場で対応できる点も魅力的ですね。
●シマノ グラップラー CT151HG
私が初めて購入したカウンターリールは、ダイワ ソルティストICS 103SHでした。
イカメタルに連れて行ってくれた友人がいつも良くイカを釣るのですが、その友人が使っていたリールに一目惚れして即バイト!!
「めっちゃ釣れる!!」が第一印象の、釣れるおまじないがされているリールなのです(笑)。
このダイワ ソルティストICS 103SH/103SH-Lも、ハイギアの設定になっています。
ギア比7.3、ハンドル1回転の最大巻上長は82cmで、シマノのバルケッタやグラップラーと比べるとハンドル1回転で12cmもより多く巻き取ることができ、さらに素早くタナを合わせることができます。
ダイワ ソルティストICS 103SH/103SH-L ハンドル 6回転 492cm
シマノ グラップラー CT150HG/151HG ハンドル 7回転 490cm
この1回転の差は、長時間の釣行において、腕の疲労度が異なってくるかもしれませんね。
また、ダイワ ソルティストICS 103SH/103SH-Lは、巻き上げスピード表示の機能が付いています。
巻き上げスピードに応じて11段階に分類されて表示されるので、タイラバなどの一定スピードを保って巻き上げてくる釣りなどでは、この表示機能が威力を発揮します。
1つだけ難点を挙げると、内蔵されているボタン電池の交換はメーカー対応が推奨されていることでしょうか。
メーカー対応で電池交換すると日数と費用がかかってしまうので、ちょっと購入を考えてしまいますよね。
ネットで調べると、自分自身での交換方法が結構紹介されているので、あくまでも自己責任の範疇になりますが、そんなに難しくなく自分自身で交換ができるのでしょう。
まだ交換したことがありませんので何とも言えません…
タイラバなどの釣りでも使いたい方はその点を考慮しても、巻き上げスピード表示が重宝すると思うのでダイワ ソルティストICS 103SH/103SH-Lもやはりお勧めですね。
●ダイワ ソルティストICS 103SH
イカメタルに使用するPEライン
メインラインはPEラインの0.4~0.8号を使用します。
ポイントにもよりますが、水深100mぐらいまではイカメタルでねらうことがありますので、高切れのリスクを考え200~300mは巻いておけば安心です。
日本海(京都)と太平洋(和歌山、三重)でイカメタルをするのですが、めっちゃ潮が速い時もあり想像以上にラインが出てしまうことも念頭において考えたほうがよいでしょう。
イカからのあたりが繊細な時も多いので、感度の高いラインを選択することをお勧めするのですが、PEラインって高いですよね。同じ号数では、8本綴りと4本綴りでも値段が大きく異なります。ラインはあくまでも消耗品なので、私はより値段の安い4本綴りを使用しています。
ただ、ジギングのように瞬間的に強い負荷がかかる釣りではないので、本当は8本綴りがオススメの釣りです。
最近のお気に入りは、メジャークラフトさんから出ている弾丸ブレイド。
安心の日本製のPEラインで、カラーも10mごとに色が変わるマルチカラーがあります。
価格も驚きの200m 1,400円、300m 2,000円 !! と財布に優しく性能が良いというのが魅力的ですよね。
号数は細ければ細いほど、潮の影響を受けにくく、最小限のライン排出量で目標のタナを狙うことができます。
そして、イカがアタックしてきた時のあたりもより取りやすいと思います。
しかし、ライントラブルや根掛かりをしてしまった時などのことを考えると、初めてイカメタルをする方には0.8号から始められることをお勧めします。
イカメタルの釣りなどの細いPEラインを使用する釣りに慣れてきたら、0.6号などより細いPEラインを使用することも良いと思います。
正直、0.8号でも十分に繊細なあたりはとれますので問題ないのですが。
●メジャークラフト 弾丸ブレイド X4 300m 0.8号/14lb マルチ(5色)
ノーマルの弾丸ブレイドのほかにも、エギング専用、ライトジギング専用、太刀魚専用と専用設計のラインもあって、釣り人の購入意欲がそそられます。次の太刀魚釣行の際は、太刀魚専用の弾丸ブレイドを使ってみたいと思います。
セフィア エクスチューン メタルスッテ B605M-S
イカメタル専用のロッドは、感度重視の穂先がソリッドタイプのものなど、10,000円前後から購入できますので専用ロッドをお勧めします。
いきなりリールとロッドの両方はちょっと無理という方には、胴がしっかりしている先調子のロッドでも代用できます。たとえば、タイラバ専用ロッドは、対応するルアーの重さや竿の長さなどイカメタルに代用が可能ではないでしょうか。
私の失敗談なのですが、初めてイカメタル釣行がイカの活性が非常に高く、ただメタルスッテにドロッパーをつけて落とすだけで簡単に釣れてしまう、あわさなくても勝手に乗ってくるぐらいのイカの活性が高い日でした。
その時はイカメタルの魅力にとりつかれてなかったので、専用タックルは揃えずライトジギングの延長程度にしか考えておらず、太刀魚ジギングのタックル(PE1.0号)で臨んでいました。
それでも良く釣れたので特に何も考えず2回目のイカメタル釣行に同じタックルで行ったのですが、非常にテクニカルな日で竿先にあたりがまったくとれず、ケンサキイカが数杯だけの散々な釣果でした。
ロッド、リール、メインライン、リーダー、スッテ、全てのタックルバランスが整っていることが望まれますが、イカのあたりがとれる繊細で柔らかい竿先で胴がしっかりしたロッドが、よりイカメタルを楽しんでいただけると思います。
竿の長さは好みがあると思いますが6~7フィート前後が使いやすいと思います。また、穂先が高感度設計のロッドを使うだけで釣果に大きく差が出ますので、ぜひイカメタル専用ロッドか同タイプのロッドをお勧めします。
私は積極的に合わせて掛かける釣りをしたいことと、船上でとりまわしの良い短いロッドが好きなので、コスパも良いダイワ エメラルダス イカメタル 610LB-Sを使っています。
同じシリーズのダイワ エメラルダス イカメタル 76LB-Sもオールマイティに使えるロッドでお勧めですよ。
↓セフィア エクスチューン メタルスッテ B605M-Sを買いました!
感度がめちゃくちゃ良いですよ!
●ダイワ エメラルダス イカメタル 610LB-S
●シマノ セフィア エクスチューン メタルスッテ B605M-S
●シマノ セフィア リミテッド メタルスッテB65M-S
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