こんにちは。
今年は暖冬の影響なのか海水温が例年より高く、南紀では秋イカシーズンから今もずっと釣れ続けている様子。中にはキロオーバーもそこそこ混じっていて羨ましい限りです。
そこで、春イカのキロオーバーも相手にできるヤエン用のロッドに、磯竿のシマノ ボーダレス460MH-Tを購入しました。
秋イカで数回使った感じではちょっとオーバーパワーな気もしますが、春イカのキロオーバーにはめっちゃ良さげ。
想像以上に軽く、秋から春にかけてのヤエン釣りにもってこいのロッドだと思うので紹介します!
↓22ボーダレス460M-Tを追加しました。
ボーダレス(オリジナルモデル)
ボーダレス(オリジナルモデル)は、釣種・魚種の超越を目指したボーダレスの原点となるモデルとのこと。
ルアーロッドのように非常に軽量でありながら、磯竿テイストの曲がりと粘り強さがあるロッドで、手軽な堤防での釣りから本格的な磯での大物釣りまで対応。
ラインナップとしては、磯竿1号クラスの420ML-Tから最もパワフルな460MH-Tまで7つのラインナップが設定せれています。
ボーダレス スペック表
品番 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞寸法 (cm) | 自重 (g) | 先径/元径 (mm) | 適合ルアー ウェイト(g) | 錘負荷 (号) | 適合ハリス (号) | カーボン 含有率(%) | 本体価格 (円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
420ML-T | 4.20 | 4 | 113.7 | 130 | 1.3/15.0 | 2〜26 | 1~3 | 1~3 | 99.1 | 43,500 |
340M-T | 3.40 | 3 | 122.5 | 115 | 1.4/15.0 | 3〜30 | 1.5~4 | 1.5~4 | 97.8 | 43,900 |
380M-T | 3.80 | 4 | 103.5 | 120 | 1.3/15.0 | 3〜30 | 1.5~4 | 1.5~4 | 98.8 | 42,400 |
420M-T | 4.20 | 4 | 113.7 | 132 | 1.3/15.0 | 3〜30 | 1.5~4 | 1.5~4 | 98.8 | 44,100 |
460M-T | 4.60 | 4 | 123.7 | 147 | 1.3/15.0 | 3〜30 | 1.5~4 | 1.5~4 | 99.1 | 45,800 |
495M-T | 4.95 | 4 | 133.0 | 167 | 1.3/15.0 | 3〜30 | 1.5~4 | 1.5~4 | 99.3 | 48,200 |
460MH-T | 4.60 | 4 | 123.7 | 160 | 1.3/15.0 | 4〜35 | 1.5~5 | 1.5~5 | 99.2 | 46,400 |
※ML:1号相当、M:1.5号相当、MH:1.7号相当
※T:振出仕様
ボーダレスBBとの大きな違いはチタンフレームSiC IMガイド
ボーダレス(オリジナルモデル)とボーダレスBB(オリジナルモデル)の大きな違いは、Fuji製のチタンフレームSiC IMガイドが採用されているかいないかの違い。
このIMガイドの特徴は、竿先での糸絡みが激減するという素晴らしいガイド。
IMガイドが採用されているかどうかだけで、定価ベースで2万円近くも違うので、どちらにしようか非常に悩みどころ。
通常のガイドであれば1つ200円前後なのに対し、IMガイドは800円〜1,450円もしてしまう非常に高価なガイドなんです。
なので、ボーダレスBBより2万円近く高くなっても仕方がない…
もちろん、チタンフレームSiC IMガイドに交換することもできるので、まずはボーダレスBBを買ってから必要に応じて交換なんてことも可能です。
竿先で糸絡みしないロッドとしてはインターラインロッドが思い浮かびますが、全体的に重量が増してしまい疲れてしまうのと、ライン放出の抵抗がアウトガイドロッドに比べると大きくなりがちなので、できればより軽量でライン放出抵抗が少ないアウトガイドロッドを選びたいところ。
このIMガイドは、まったくと言ってよいほど糸絡みがしないので、夜間の釣りやヤエンなど糸絡みが命取りの釣りにもピッタリなロッドだと思います。
ボーダレスのその他の技術特性
ボーダレスはチタンフレームSiC IMガイド以外にも、もちろんシマノの技術が詰まっています。
穂先は、感度良く汎用性の高いチューブラー穂先が採用されており、柔らかい穂先でも感度が抜群。
ネジレに強く、軽さとパワーがベストバランスなスパイラルXを採用。
460MH-Tは、イーブンフィットCI4フードが採用されていることにより、軽量で握りやすい形状になっているリールシート。
振出の磯竿というより、ルアーロッドのようなデザインでカッコイイ〜
全ピース、ガイド合わせラインやマークが入っており、振出す時にガイドがねじれて設定されてしまうことを簡単に防げます。
ちなみにロッドエンドはこんな感じ。
ボーダレス460MH-Tの付属品
トップカバーとロッド袋が付属しています。
振出竿に必需品のトップカバーは、Fuji製のIDTCトップカバーが付属しているので、糸通しもラクラク。
ロッドカバーは伸縮性のある素材で、リールシート部分はマジックテープになっており、リールを装着したままでもセットできるようになっています。
ヤエン用にボーダレス460MH-Tがイイ感じ!!
ヤエン釣りは、秋イカの新子の数釣りからキロアップの春イカまで、同じアオリイカをターゲットにしていても、引きの重量感や繊細さが異なり非常に面白い釣り。
特に産卵を意識した春イカは、ちょっとした違和感でせっかく抱いたアジを簡単に離してしまうほど、非常に繊細さや注意深さが求められます。
そんな繊細なゲーム性の高い釣りに、シマノ ボーダレスはピッタリ。
リールは、ダイワのヤエン用に開発されたレバーブレーキリール の19バトルゲーム LBQDをセット。
↓ヤエン用のレバーブレーキリール もオススメです!
シリーズの中で最もハイパワーの46MH-Tは、パワーも十分でキロアップの春イカにも十分対応してくれると思います。
まだ、このボーダレス460MH-Tでキロアップのアオリイカを釣っていませんが(笑)
もちろん、ロッド全体が曲がり竿先も高感度なので、秋イカの時も問題なく300g前後の新子のアオリイカも釣ることができました。
また、5mの長さのロッドが基本のヤエン釣りにおいて、若干短い4.6mの長さのロッドなので、取り回しが良く、1日手持ちでヤエン釣りを楽しんでも疲れません。
もう1本買えるのなら、秋イカ用に460M-Tか495M-Tが欲しいなぁ〜
●シマノ ボーダレス 460MH-T
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