こんにちは。
今年の2月ごろより、お誘いを受けていた瀬戸内の鯛サビキ(チョクリ)釣り。
天候不良でなかなか出船できなかったこととコロナが重なって行けずにいたのですが、10月初旬にやっと念願叶って出船できることに!!
当初はもちろん鯛サビキ(チョクリ)での真鯛狙いだったのですが、ここ最近青物の調子が良くて、青物本命で運が良ければ真鯛の顔も拝めるかも?ということで、初めての鯛サビキ(チョクリ)釣りで青物狙いで赤穂沖へ出撃してきました。
鯛サビキ(チョクリ)とは
鯛サビキ(チョクリ)とは、その名前のとおり真鯛を夢の連がけで狙えるサビキ釣り。
鯛サビキの中でもチョクリ仕掛けは、針にビニール片が巻き付けられており、全長が10〜15m前後ある非常に長いサビキ仕掛け。
針は150cm間隔になっており、ハリス(エダス)は短く5cm前後から30cm前後までとさまざま。
和歌山方面(チョクリ)ではエダスは短くて、瀬戸内方面(鯛サビキ)に行くとエダスが長くなるようです。
発祥は、紀淡海峡周辺のようで、そこから瀬戸内に広まったとされています。
↓釣具店でよく目にするかわせみ針のチョクリ仕掛け。安くてお求めやすいのが良いですね〜
しかも、今回お世話になった船長はこの仕掛けの愛用者でよく真鯛を釣っているそうです。
↓後述しますが、当日はハマチ大〜メジロがよく釣れていたので、鉤13号、ハリス6号、幹糸7を使用しました。この鉤13号チョクリ仕掛けは店頭に出てもすぐ完売するほど、この青物の時期は品薄になっているようなので、見つけたら大人買い必須商品です。
●かわせみ針 チョクリ仕掛け
↓アシスト工房さんからも発売されています。
こちらは、サバ皮で、全長11.3m。
サバ皮なので、どちらかというと鯛サビキですね。
釣れそうな気しかしないので、思わず買いました。
●アシスト工房 職人チョクリ真鯛
鯛サビキ(チョクリ)のタックル
鯛サビキ(チョクリ)では、シーズンによっては真鯛以外にもブリやメジロなどの青物も釣れてしまいます。
釣行に行くシーズンによって、タックルバランスは考えた方が良さそうですね。
鯛サビキ(チョクリ)のロッド
チョクリ釣りや鯛サビキでは、基本的にロングロッドがオススメです。
仕掛けが長いこともありますし、船の揺れをしっかりと吸収して仕掛けを安定させる目的もあるようです。
6:4調子や5:5調子の3〜4m前後、オモリ負荷は30〜50号が対応できるロッドであれば良いと思います。
インナーガイドのロッドもトラブルが少なくて良いです。
・6:4調子や5:5調子
・3〜4m前後
・オモリ負荷は30〜50号ぐらい
私は、カイメイスペシャル 30-270を使ってみました。
ハマチ大が2、3匹連掛けになった時は、正直ちょっと大変でした…
私の手持ちロッドであれば、シマノ ライトゲームCI4+モデラート TYPE73H255の方がパワー的に良かったかもしれません。
↓ハマチ大〜メジロは、カイメイスペシャルなら50-270の方が良さげですね。
●シマノ カイメイスペシャル 50-270
↓次回、青物が多いシーズンにはこのロッドも持っていこうかな。
●シマノ ライトゲームCI4+モデラート TYPE73H255
鯛サビキ(チョクリ)のリール
鯛サビキ(チョクリ)のリールは、PE1.5〜2号が150〜200m巻ける小型の両軸リール。
できれば、カウンター機能が付いているものなら◎
電動リールもオススメです。
ちなみにリーダーは、仕掛けとのバランスを考慮する必要がありますが、青物が釣れている時は8〜10号ぐらいが目安です。
私は、メジロも釣れているとのことだったので、パワー負けしないジギングリールで使っているソルティガ 10を持っていきました。
・PE1.5〜2号が150〜200m
・カウンター機能付きが◎
・電動リールもオススメ
●ダイワ 15ソルティガ 10
あると便利なもの① 船べり用のロッドホルダー
これは言うまでもないですよね。
仕掛けが長いので、ロッドホルダーが無いとかなり大変だと思います…
●ダイワ ライトホルダー160CH
あると便利なもの② マグネットシート
船宿によっては、船べりに仕掛けを装着できるところもあるようなのですが、自身でマグネットシート準備も必須ではないでしょうか。
とりあえず仕掛けが長い!
マグネットシートがないと、一瞬で仕掛けがこんがらがって釣りどころではなくなってしまうでしょう〜
↓製品名がラーク専用となってますが、ライトホルダーでも固定できます。
●第一精工 ラーク専用ゴム磁石 400
牛窓から出船
今回、初めての鯛サビキ(チョクリ)でお世話になった先生はパパ友Mさんのお父さん。
お父さんは、小豆島周辺の海域でマイボートを駆使して年中釣りをされている羨ましい限りのお方です。
私もリタイヤしたらマイボートでのんびり?釣り生活をしたいですね〜
憧れます!
ポイントは西島周辺
牛窓を8時に出船し、西島周辺のポイントへ向かいました。
9時頃にポイントに到着すると遊漁船やプライベートボートがひしめき合っています。
時合は満潮の3時間前ぐらいからとのことで、ジャストタイムで現地入りです。
ベイトとなるイワシの大量感度が時折通過していき、雰囲気ムンムンの感じがたまりませんね〜
太めのチョクリ仕掛けで!
使用したチョクリ仕掛けは、鉤13号、ハリス6号、幹糸7号。
仕掛けは10本鉤なのですが、半分の5本鉤に短くカットして使用しました。
理由としては、水深が30m前後で青物のいる層が底周辺であり棚が絞られているため。
それと、万が一のハマチ多重事故に備えて(笑)
ただ、これ以上の太いハリスでも良いぐらい、本日のハマチ大やメジロは高活性で、ぶちぶちハリスや幹から仕掛けを持ってかれました…
鯛サビキ(チョクリ)でハマチ入れ食い!!
釣り方としては、チョクリ仕掛けに直接ハマチを喰わせるのではなくて、大量感度のイワシに食いつかせ、そのまま底どりして狙う…
うんっ!?
もしかしての落とし込み!?
はい、落とし込みでした(笑)
イワシの大量感度を探して移動しながら、イワシが通過するとハマチ大が入れパク状態!!!
ポイントに着いて、10秒後にはギュイーンってドラグが出る出る。
感度が通過すると、同時ヒットは当たり前。
特に遊漁船のように船が完全にたっているわけではなく、ややドテラ気味なのでオマツリに注意しないと大変な状態に。
ハマチを確実に獲るためにも、船の流れていく方向を考えて仕掛けを投入する必要がありました。
3回に1回は連掛け状態になり、ハマチサイズの連掛けならなんとか取れるのですが、ハマチ大サイズ以上の連掛けはハリスごと持って行かれて1匹しか釣りあげられません。
イワシの通過を待つのではなくて、流すたびにイワシ感度を探して釣りをする感じでした。
イワシ感度の下には確実に奴らがいてましたね〜
ロッドが気持ちよくぶん曲がります!
アベレージサイズはツバス〜ハマチですが、中にはメジロが混じります。
何度も仕掛けが切れてしまうのでなかなか取れなかったですが、メジロもなんとかゲット。
最終的に4時間の実釣でしたが、メジロ1、ハマチ7、ツバス10(リリース)の合計18匹と大満足な釣果。
仕掛けごともっていかれたのが10匹以上はいたので、青物の活性が非常に高かった日でした。
次回は、真鯛をチョクリで狙えるタイミングでお邪魔したいです。
パパ友Mさん、お父さん、ありがとうございました!
お迎えに来てくれたお母さん、アイスありがとうございました!!
また、連れてってください〜