釣り用のヒップガードの存在は、釣友が使っていたので知っていたのですが、見た目とか動きやすさがどうなんだろうと手を出していませんでした。
でも、磯場では座るにも色々と気を使わないといけないのも事実。
ヤエン釣りで磯に行く機会も多いので、お試しレベルでヒップガードを買って使ってみたら、もう手放せないレベルでした…
そんな優秀すぎるヒップガードは、磯釣りでは必須レベルの基本装備に昇格しても良いぐらいではないでしょうか。
●プロックス(PROX) 低反発ヒップガード グレー
ヒップガードの役割
名前のとおりヒップをガードしてくれる装備です。
ヒップガードは安全装備品ではないので無くても釣りはできますし、何なら、オレは座ることは絶対ない!って釣り師さんは不要な装備かもですが…
でも、ヒップガードがあると磯場や船上でより快適に釣りができると思いますよ。
私自身も装着している見た目がちょっと…
って思ってた側の人間だったのですが、
もう手放せませんよ(笑)
衝撃吸収
衝撃を吸収してくれる素材が使用されているので、長時間座っていてもお尻が痛くならない!ってのは本当に助かりますよね。
あと、船上においては、エンジンの振動の身体への伝達も軽減してくれるので、疲労感も少し違ってくると思いますし、座面が濡れている場合でも気にせず座れちゃいます。
また、耐熱性と耐寒性のあるネオプレーン素材が使われているので、冬場の冷たさや夏場の岩の焼けた熱さなどはある程度防いでくれそう。
衣服保護
ゴアテックス素材など比較的高価な防寒具やレインウェアを着ている釣り人は、磯で座るときに破れないかどうか気を遣って座っていますよね。
でも、このヒップガードを装着すると、そんな気遣いから解放されます。
もっと広範囲に衣服を保護したい場合は、大腿後面まで覆うように作られたロングタイプもありますね。
●プロックス(PROX) 低反発ヒップガードロング ブラック
プロックス 低反発ヒップガード
購入したのはプロックスの低反発ヒップガードで、カラーはグレー。
サイズはフリーサイズのみなので、まあまあなお尻たちをカバーできるのかな。
ちなみに、私は標準的なおっさんのお尻だと思うのですが、大きさは特に気になりませんでした。
シマノやダイワからも出ているのですが、どちらもサイズ展開があるのでよりお尻にフィットするサイズが購入できます。
プロックスよりは少し高価ですが…
●シマノ ヒップガード Lサイズ シルバー
●ダイワ UTヒップガード ブラック L
最終的にコスパと見た目でプロックスの低反発ヒップガードにしてみました。
って、釣友2人が使っているのもプロックスの同じやつ(赤と黒)なので、私がグレーにしたら全色コンプリートかなーっと(笑)
でも、このプロックスの低反発ヒップガードは期待以上に快適な装備だったので、買って良かったと本当に納得。
ヒップガードの上部は腰回りをホールドしながら腹部でしっかり固定。
股関節付近で固定するのですが、動きにくさは問題になるレベルではないので、あまり気にならないのも◎
三層構造ヒップガード
外側から、エンボス加工、低反発クッション、シャークスキンの三層構造になっています。
【エンボス加工】
接地側は、凸凹があり滑りにくいエンボス加工でズレ減少。
【低反発クッション】
中間層は、クッション性が高く衝撃を吸収してくれる疲れにくいネオプレーン素材。
【シャークスキン】
内側は、シャークスキン(鮫肌)加工を施しており、インナーにフィット。滑り止め効果にクッション性もプラス
低反発クッションのネオプレーン素材は、厚みが3.5mmあるので本当に疲れにくいと思います。
エンボス加工の少しハリのある表面とネオプレーンの厚みで、装着感は少しゴワっとしますが、慣れてしまえば動くには気にならないレベル。
ただヒップガード装着時の考えられるデメリットは、夏場での装着でしょうか。
通気性を持たないネオプレーン素材なのでムレて暑くなりそう…
↓シマノの最上位のヒップガードは、ムレや動きにくさなども考えて最適解を導き出して作られてるのでしょう。
お高いので勇気がいるのですが…
●シマノ NEXUS・ヒップガード LIMITED PRO L リミテッドブラック
ヒップガードが優秀すぎるので、磯釣りでは必須レベルでしょう
磯での釣りにおいて、こんなにも快適になってしまうのかとわかっていたのに、尻ごみしていたヒップガード。
船上でも使用することも想定されているので、ぜひ船釣りでも使ってみたいですね。
ヒップガードは、あくまでもハードな環境で使用する消耗品なので、コスパ重視でも良いと思います!
●プロックス(PROX) 低反発ヒップガード グレー