こんにちは。
普段は自転車で街中を移動しているのですが、数か所お気に入りのスポットがあります。ここはそんなお気に入りスポット、京阪天満橋駅の北側に流れている大川の橋の上からの夕焼けの様子です。
思わず立ち止まってスマホをかまえる人が続出していましたね~
私も思わずパチリ!!
大川が流れる中之島公園とオフィス街を、色鮮やかな夕焼けが包み込んでいて、一瞬で癒されちゃいました。癒されたい人はおススメですよ♪
タコジグの釣りとは、タコジグを使ったタコ釣りのコツ
タコ釣りには、防波堤などの岸壁を垂直方向(バーチカル)にタコを探して釣るタコジグの釣りと、軽くキャスティングして海底(ボトム)をずる引きして狙うタコテンヤ(船からのタコテンヤもあります)の釣りがあります。
ポイントを探して歩き回る
今回は、武庫川一文字の防波堤の岸壁を垂直方向に攻めながらタコのいるポイントを探すタコジグの釣りをしてきました。
岸壁のケーソンの継目を中心に、ところどころにタコが好むポイントがあります。
そのポイントをいかに多く発見して釣り歩くことが大切で、好釣果につながるコツの一つです。
同じ場所で、一途に粘ってみても好釣果にはなかなか繋がりません。
タコがいないと感じたら、次の場所、次の場所へとどんどん移動し続けます。
また、タコがいるタナを見つけることも非常に重要で、そのタナを集中的に探り歩くことも多くあります。
タコジグのその日のあたりカラーを見つける
タコジグは、2連、3連、4連とタコジグと呼ばれるルアーがハリスに直結された仕掛けで、底のタコジグがオモリの代わりも兼ねています。
また、潮流が早い時などは、一番下のタコジグにさらに錘を追加でつけて、出来るだけ仕掛け全体が垂直になるようにすることもテクニックの一つです。
タコジグにも赤、ピンク、白、青、黄色など様々なカラーがありますので、その日のあたりカラーを見つけることが好釣果につながるのだと思うのですが、個人的にはピンク、赤、白の実績が高く、そのカラーを多数用意して釣行に向かっています。
やっぱり実績のある信用しているルアーやそのカラーは、なんとなく釣れる気がするのは、私だけでしょうか〜〜
タコジグが3連、4連などついている完成品も多数販売されていますが、タコジグのみの販売もされていますので、ご自分でアレンジして仕掛けを作っている釣り人も多く見受けられます。
ご自分で仕掛けをアレンジするのが面倒で、完成品を!という方には、ヤマシタ タコゆら兄弟 3S (3兄弟:3連結) 60サイズ など、道糸に直結するだけでタコ釣りができる仕掛けも販売されています。
自分でタコジグのカラーをそれぞれチョイスしたい!という方には、タコジグ単品を何個か用意してアレンジすることも可能です。
その場合、一番下につけるタコジグのみ鉛がついてオモリ代わりにもなるヤマシタ タコゆらハンター L (タコ掛け)などのタコジグを付けます。
一番下のタコジグ以外は、鉛なしのオモリが付いていないタコジグを使います。
タコゆらハンター 鉛なし L FK 夜光のように白いカラーなど、赤系、白系、黄色系など異なったカラーのタコジグを連結させると、その日のあたりカラーが分かりやすいですね。
タコジグを連結させる場合、20号前後の太いラインをつかって仕掛けを作ります。
市販品もあり、私はそれを使ってます。
タコジグを岸際に沿わす
タコジグの釣りにおいてもう一つの大切なことは、タコジグを岸壁きわきわより約10〜20cm以内までに留めて岸壁沿いに沿わすということで、このことはタコジグの釣りにおいて極めて重要な要素です。
これ以上、岸際より離れてしまうとポイントやタナがあっていたとしても、まったくタコが釣れません。
タコジグを岸際すれすれを通して探るということは、岸際についているムラサキイガイやホヤの仲間などにたびたび引っかかります。
根掛かりやロストが非常に多いのですが、それを恐れずガンガン攻めていく覚悟と度胸が必要です。。。
タコジグが根掛かりするということは、やる気のあるタコがいれば必ずタコジグを抱いてくるであろう場所にタコジグが通せているということなので、タコがいることを信じてひたすら攻め続けましょう~
でも、根掛かりして短時間のあいだに連続でロストしてしまうと、かなりテンションがおかしくなって放心状態になるのですが…(涙)
タコさんはまた戻ってくる!?
1度タコが釣れたポイントは、しばらく時間を空けて再度探ってみると不思議なことにまたタコが釣れたりします。
そのような何度もタコが釣れる場所は、タコにとって適した居心地の良い、外敵や捕食対象から隠れて潜むことができる場所のようです。
タコにとって居心地の良い場所にいた主人(タコ)が居なくなったら、次のタコがその場所を求めてやってくるのです。
実際、タコジグの釣りはタコジグを捕食対象としてアタックしてくるのではなく、タコジグを同類とみなし縄張り意識からアタックしてくるのです。
そんな居心地の良いタコさんの住処(ポイント)は覚えておくと次回の釣果につながりますね♪
タコジグのアクション、あたりの取り方
タコジグのアクションの基本は、タコジグを岸沿いに落とし込んでいき目標のタナで小刻みにシェイクし、少し動きを止めてタコからのあたりを待ちます。
タコジグは、基本的に上から攻めていくことをお勧めします。
タコジグの針は上に向かっている構造をしている関係上、下から巻き上げて目標のタナを探ろうとすると往々にして根掛かりします。
したがって、上から順番に下のタナを探っていくということを基本においてください。
ただ、タコのいるタナが分かれば、そのタナをキープしつつ横に少しずつ移動してはシェイク&ホールドを繰り返して、岸壁を歩きながらタコを探ることもテクニックの一つです。(名人がそのようにされてらっしゃいました!)
タコからのあたりは、手元に何かしらの違和感を感じるようなあたりで、重くなったり、根掛かりしたような感じになったりと様々です。
よくフォール中に当たることもありますので、フォール中に沈まなくなった場合なども、あわせを行なってタコかどうか確認が必要です。
とりあえず、違和感を感じたら岸際に沿わしていた竿を沖側に向けて、壁から遠くへはがすようにあわせ動作を入れます。
あわせかたのポイントは岸沿いに竿を上げてあわせるのではく、沖向きへ竿を上げてあわせてくださいね。
あわせた瞬間、そこでタコがのっていると感じたら、素早くリールで巻き上げいち早く抜きあげましょう。
ゆっくりしているとタコが何処かに張り付いてしまい上がってこなくなっちゃいますので。。。
タコジグのタックル
このタコジグの釣りは、非常に根掛かりが多いためタコジグを多数用意していくことをお勧めしますが、根掛かりしたタコジグを強制帰還させるためにも、タコジグ専用のラインを使用することを強く推奨します。
ナイロンラインとPEラインがありますが、私はタコジグ専用のPE14号を使用しています。
長さは30m程で値段も1,000円ちょいぐらいでリーズナブルです。
根掛かりしてもリールのロック機能でスプールをロックし、竿とラインを一直線にして、ゆっくりと力強く引っ張る(綱引きのように)と針の部分が少し伸びて回収できることが多々あります。
このことからもタックルはベイトタックルがおススメですが、スピニングタックルでもタコは関係なく釣れますので、どちらから始めて頂いても良いと思います。
個人的には手返しも良いベイトタックルを使用しています。
タコテンヤやタコエギを使った船釣りから、タコジグなどのハトの釣りまでカバーできる、タコ釣り専用のリール・ロッド・ラインまで付いた入門タックルセットで、数千円からあり比較的お求めやすい価格で販売されていますので、購入を検討するのもありかもしれません。
個人的には、短めのロッドが使いやすくおススメです。
私はタコ専用のタックルは持ってなかったので、ジギングのベイトタックルを流用しているのです。
でも、基本片手で1日中ロッドをしゃくっていますので、リールが重くて腕が疲れてしまってます。毎年タコ専用のタックルを用意しようかと思うのですが、また来年も同じことを思っているのでしょうね~(笑)
タコが釣れる時間帯
タコの活性が高い時間帯は、日の出前後です。
良い時は、日の出前後の2時間ほどの時間帯にバタバタバタと30匹!!ということもあります。
その後、夕方の時間に向けて、釣れたり釣れなかったりを繰り返すことが多いですね。
また、潮止まりはタコの活性が落ちることが多く、早朝のゴールデンタイムと潮止まりが重なってしまうと少し短い地合いとなってしまうパターンの日もあります。
しかし、タコジグ名人は、地合いや時間帯に関係なくコンスタントに釣り続けて、多い人で10匹前後しか釣れていないような日でも、名人は50匹以上キープ(100g以下はリリース)されていたりと、技術と仕掛けと経験で大きく差が出ることもしばしばあります。
タコジグの釣果報告
今回、釣行した武庫川一文字には、タコ以外にも太刀魚や時には青物狙いに行くことがあります。
一文字へは渡船を利用して渡してもらいますが、私は武庫川渡船さんが宮本渡船さんの時代から利用させていただいております。(ある時から宮本渡船さんと斎藤渡船さんが合体して武庫川渡船さんになってました。。。)
予約は必要ありませんが、天候次第では渡船できなかったりしますので、心配な天気の場合は事前に電話でご確認されることをお勧めします。
一番船の出船時間は季節によって異なりますが、夏の時期は朝5時です。
この一番船に乗る為に3時30分には現地入りしないといけないぐらい、タコの釣果情報が好調時のハイシーズンの休日は、タコ狙いの人であふれかえります。
今回、昼から19時の最終便までの6時間ほど狙ってきたのですが、結果222g筆頭に2匹とまったく冴えなかったです。
この日は、同行者のHさんや周囲の釣り人さん達もタコがヒットするタナは底中心だったので、私も底中心に中層までを攻めながら探り歩きましたが、タコからの沢山のラブコールをゲットすることができませんでした。
まだまだ、ノビシロがあるということで、これからも精進をつづけます(笑)
タコのぬめり取りのコツ
いつもタコを釣って帰ると必ず1匹はタコブツにして食べているのですが、いままでタコのぬめり取りの工程があまり好きではありませんでした。
塩を大量にかけてもみ洗い、さらに大量にかけてもみ洗い、を何度か繰り返して、、、結構大変な作業に感じておりました。
使う塩の量もハンパないし。
そんな時に教えてもらったのが、金ざるを使ってぬめりを取る方法。
いたって簡単。
内臓を取り除いたタコをざるに入れます。
適当な量の塩を振りかけます。
30回ぐらいざるに押しつけるように塩もみします。
その後、流水できれいに洗い流します。
ハイ、これ1回の作業できれいにぬめりが取れてしまいます!!
この時期の家での塩の消費量がかなり減りましたね~(笑)
その後、タコの大きさやゆで加減の好みにもよりますが、沸騰した水にさっと1分前後塩ゆでして、冷まして、水気をしっかり取ってぶつ切りにすれば完成!!!
なのですが、
ぶつ切りにする前に少しだけ、ひと手間。
つまようじとキッチンペーパーを使って、塩もみでは取り除けなかった吸盤内のゴミ?を取り除いておけば、歯に違和感を感じることなく美味しくいただくことができます。
タコ釣りのメインイベントは、釣った新鮮なタコを食するときですね♪
めっちゃくちゃ美味い~♪
もっといっぱい食べれるように、しっかり修行します!!