こんにちは。
はじめて、大阪湾タチウオキングバトルに参戦しました。
このタチウオキングバトルは、兵庫、大阪、和歌山の釣船17軒で計90戦も予選を行なっている大きな大会。
エントリー方法は、予選が開催せれている各船の予選日に、各人が乗船予約をすればエントリー完了。
誰でも簡単に参加できる開催7年目のタチウオテンヤのガチンコバトル。
各予選の船で匹数が1番の竿頭が予選通過、その後セミファイナルを勝ち抜き、最終的に、ファイナルステージに進出しているタチウオテンヤエキスパート(いやもうエスパー?)の中で竿頭の方が優勝。
他の誰よりも、どんな時もとことん釣りまくらないと勝てない、わかりやすい大会です。
タチウオテンヤをしていると異常に一人だけ釣りまくる人っていますよね、タチウオテンヤエスタパー(笑)
そういう釣り人は、たまたまラッキーで釣れ続けているのではなくて、経験を積み重ねて学んだ多くの事柄を、分析、考察して、確たる理論で構築された考えに基づいた攻めの釣りをしている、いわゆるアスリート系の釣り人なのでしょうか。
私なんかまだまだ分からないことや知らないことが多く、直感に頼り気味な釣りしかできていないので、まだまだ修行がたりませんが、大会のツワモノ達のガチを横で見れたら、ちょっとは成長できるかもということで参加してきました!
タチウオキングバトルの予選は湊丸さん
はじめてのタチウオキングバトル参戦なので、馴染みで勝手がわかる船が良いだろうということで、湊丸さんを予約。
いつものように5時集合、6時出船。
タチウオ引数を競うってこと以外は、全くいつもと同じ。
でも、ちょっとピリッとした空気…
釣座はフダを引いて抽選で決定。
ラッキーなことに左舷トモ!
タチウオキングバトルのセミファイナルとファイナルは、大会規定がきちっと決まっているのですが、予選は乗船する船のルールに従うとのこと。
例えば、セミファイナルとファイナルでは、予備テンヤに事前のエサ巻きは2つまでと決まっているようなのですが、予選の湊丸では個数制限は無いとのことで、6個準備しました。もうちょっと準備しててもよかったかも…
台風19号の影響なのかわかりませんが、かなりの強風(北風)で少し船長も心配ぎみ。ポイントの洲本沖は、大阪湾の中でもドタバタに波立つポイントとのことで、心の安全を考えてアネロン投入〜
ここ1年ほど酔い止めは飲まなくても平気だったのですが、今日は試合だと興奮気味に服用。
予想通り洲本沖はドタバタで、飲んでおいてよかった!
いつもならアネロンを飲むと眠気との戦いなのですが、今日はなぜだか集中力が逆に高まった気がしたアネロン様。
キングバトル予選スタート
朝一はかなりの風でそれなりの波。
冬の日本海に比べたらおとなしい方だと思いますが、それでもふらついてしまうことも。
90〜100m付近でスタート
洲本沖の90m付近からかけ下がっていくポイントで、7時からスタート。
スタートは使い慣れてたダイワの快適船タチウオテンヤSSではなくて、先日購入した期待の新星(私の中だけなのですが〜)ハヤブサの船太刀魚テンヤ 速掛型 妖艶グロー。
めっちゃ釣れそう(笑)
エサはサンマ。
まずは底まで落として、ラインがどれだけ出るか確認。
思ってたほどラインが出ないことを確認して、とりあえず底から調査開始。
すると幸先よくすぐヒット!
うん?
太刀魚がいてるのかと思うほど軽すぎて、不安な巻き上げ作業から1匹目(笑)
でも、左舷で1番乗り〜
その後もすぐ底でアタリがあり、フッキングすると高切れ(涙)
アタリがあった底周辺ではなく、水深40m付近でPEラインがスパッと…
もうちょっとハヤブサの船太刀魚テンヤの妖艶グローを使いたかったのに…
気を取り直して、タチウオテンヤに付属しているリーダーにPEを8ノットで直結してすばやく再開。
チョイスしたテンヤは、オーナーばり 掛獲 船太刀魚テンヤ。
再度、底付近〜20mほどのタナを調査するとアタリがあるのですが、いまいちノリが悪い。
それでも良い感じにフッキングが決まると気持ち良いですね〜
その後、ちょっとだけ追加したけど、もうすでに倍の数は釣ってるんじゃないかと思う参加者がいて、何かが違うと認識するも解明できず。
釣行後、聞こえてきた話によると、朝一はベタ底が一番食い気もあって良かったらしい。
一番食い気のある太刀魚が多いタナをいかに見つけるかは、数釣りにとって非常に重要な要素なのですね。
中盤、水深120m付近へ移動
水深120m付近のポイントへ小移動。
実はこの120m付近は、5日前に釣友Hさんから100m付近が良かったと教えていただいていたポイント。
なので、底から20m上まで高速まき上げして、100mから上だけを探ります。
この日の中で、この中盤の水深120mのポイントが一番集中力が高かったこともあってか、よくアタリも出て、9割近い確率でフッキングも決まります。
ほとんどは、小さいアタリから追わせて、本アタリからのフッキングという通常のパターンがハマり、1投1キャッチが続いて数を稼げた非常に楽しかった中盤戦。
中には、食い上げるアタリや、フォール中に止まって食い上げていたりと高活性な太刀魚も混じる時間帯も。
途中、がまかつ 船タチウオテンヤ 掛けアワセ 下餌式も使ってみました。
終始サンマを使っていたため、どのタチウオテンヤでも鈎軸が見え無いようにセットしていたため、せっかく下餌式を使ってもあまり違いがわからなかったです。
イワシを使っているのなら、アタリの回数がちょっと増えたりとか、もう少し下餌式の良さが実感できたかもしれませんね。
また、タッチポン船とゲキハヤもイワシがメインなので、今回のタチウオテンヤでは終始ベンチ。
次回のタチウオテンヤでは、イワシも使って色々試してみたいと思います。
終盤は迷走
ラスト1時間は、フッキングしても回収時バラし3、抜き上げポロリ1(汗)
しまいには、アタリを全く出すことができなくなって、棚迷子でウロウロ徘徊…
1匹追加しただけで納竿となりました。
タチウオキングバトル予選結果
私は25匹、12名中6位でした。
トップは、37匹!!
トップ37匹の方は右隣の左舷の胴に入っていた参加者で、ほんとリズムよく釣っていましたよ。
前半のベタ底で数を稼いでたのが勝因ですかね〜
私は終盤のバラしを入れても足らんけど!(涙)
喋ってわいわいすることなく、ひたすら釣りに集中していたタチウオキングバトル予選。
集中力高く、真剣勝負で、純粋に釣りだけをひたすらする、充実したタチウオテンヤも楽しいですね。
使用したタチウオテンヤ
●ハヤブサ 船太刀魚テンヤ 速掛型 40号
●オーナーばり 掛獲 船太刀魚テンヤ 40号
●がまかつ 船タチウオテンヤ 掛けアワセ 下餌式
[…] タチウオキングバトルに初参戦!! […]