暴発してしまった自動膨張式救命具のボンベを交換したよ!

こんにちは。
先日、雨の中のイカメタルから帰宅したエレベーターホールで、ちょっとした事故が…
10年?ぐらい使っている、パズデザインのウェストポーチタイプの自動膨張式の救命具(ライフジャケット)が自動膨張しちゃったんです(汗)
私は車を停めていたので膨張した瞬間を見ていないのですが、相当な爆音で膨らんだようで、何かが爆発したかと思うような衝撃だったようです。
ウェストポーチタイプの自動膨張式の救命具を専用の収納袋に入れていたのですが、その収納袋を破って膨張しちゃったんです(笑)
久しぶりに裁縫しました
今まで、雨に濡れても膨張してしまうことはなかったので初めての経験なのですが、自動膨張式のライフジャケットなども雨で濡れたりした場合は、中身を取り出して陰干しなどのメンテナンスをした方が良いようですね。
ボンベなども定期交換しないといけないようですし…
ちなみに、雨に濡れて膨張してしまうのか調べてみると、バケツの水を被っても膨張しないようなので、水感知センサーの寿命(メンテナンス不足)が原因だったのでしょう。
ということで、フローティングベスト用のボンベ交換セットで交換してみました!
目次
Toggle自動膨張式フローティングベスト用ボンベセット
パズデザインのウェストポーチタイプの自動膨張式救命具(浮き輪タイプ)にあう交換パーツを検索すると、パズデザインから出ている「SAC-013」という交換用のボンベセットでいけるということだったので、早速ポチッと購入。
●Pazdesign(パズデザイン)自動膨張式 交換用ボンベセット(SLV-005用) SAC-013
セット内容は、
交換用CO2ボンベ、
カートリッジ(自動ガス充填装置)、
安全ロックピン。
このカートリッジ(自動ガス充填装置)の中にあるセンサー(紙)が入水時に反応して、救命具を膨張させるようです。
交換用ボンベ、水感知のカートリッジ、安全ピンの3セット
自動膨張式に用いられているボンベは想像以上に小さい。
手のひらサイズのボンベ
救命具が膨らんでいる状態
想像以上にパンパンにガスが入ってます…
私の場合は、1度膨らんでしまっているので、救命浮き輪のガス抜きからしないといけません。。。
これって、小さくなるの???って思ったので調べてみると、意外と簡単にしぼますことができました!
浮き輪の上についている赤い大きめのストローのようなものの先端を指で押さえると、中のガスが抜けていくんです。
緊急時に中身のガスが足らない時は、この赤いストロー部分を口でくわえて空気を入れることもできるようですね。
ここを押さえて中のガスを抜きます
ちなみに、スノボの時に使うリーシュコードのようなもので、浮輪とポーチが連結しており、緊急時に浮き輪が膨らんで飛び出しても、どこかに流れていってしまわないようになっていました。
膨らんだ救命具を自分の手でたぐり寄せて、身体に装着しないといけないタイプですね。
ウェストポーチタイプの自動膨張式の中身は浮き輪が入ってます
紐で結び付けられています
ボンベ部分の構造はシンプル
ボンベ部分の構造はシンプルで、ボンベ、本体、カートリッジの3つのパーツ。
交換手順は、
①使用済みボンベを外す
②使用済みカートリッジを外す
③安全ロックピンをはめ込む
④新しいボンベをセットする
⑤新しいカートリッジをセットする
で、めっちゃ簡単。
裏面に説明書きがあります
まずは、使用済みのボンベと使用済みカートリッジを外します。
くるくると回して外すだけ
使用済みボンベを外すとボンベに穴が空いてガスが噴出したことがわかります。
穴があいてます
ボンベ取付け部分
針の先が見えます
緊急時
針が飛び出してボンベに穴を開けます
カートリッジもくるくる回せば簡単に外れます。
左が使用済み
右が新品カートリッジ
安全ロックピンは、大小2種類ついていたので、サイズが合う大きい方を装着。
安全ロックピン
大小2種類のうち、どちらかだけ使用します
この溝に安全ロックピンを取り付けます
安全ロックピンをセット
最後に、新しいボンベと新しいカートリッジをセットします。
セット完了〜
CO2ボンベとカートリッジの交換が終了したら、折りたたんでポーチの中に収納して交換終了〜
ここまで3分ぐらいで作業が終わるほど、特に難しいこともなく簡単に交換ができました。
浮き輪のたたみ方が下手すぎて、シルエットがガタガタ(笑)
メーカー推奨の交換時期にボンベやカートリッジの交換をして、自身の安全を守ることが大事ですよね。
私みたいな爆発事故にならないように(笑)