こんにちは。
釣りに行かない土曜日は陶芸教室に通っていることが多いのですが、陶芸作品が出来上がってくる日は、自分のイメージしたとおりの色合いや風合いに仕上がっているか、楽しみやら不安やらで落ち着きのない子みたいになっています(笑)。
息子の卒業祝いに友達と本人へのプレゼントとしてお茶碗をつくってほしいとうちの奥方様よりご注文を頂きましたので、赤土と白土(半磁器)の2種類でつくってみました。
お茶碗の側面に大きく名前の一文字を入れて欲しいと…
ヴィーナスさんで日本海 青物ジギング
11月初旬、今回お世話になったジギング船は、今年イカメタルで自己記録を更新させていただいた日本海の京丹後、久美浜から出船しているヴィーナスさん。
ヴィーナスさんの出船場所は京丹後の久美浜港。
舞鶴若狭自動車道の春日ICから北近畿豊岡自動車道(無料区間、一部トンネル有料)を経由して大阪から2時間前後と、いつもジギングで乗船している宮津の養老漁港から出船しているハピネス2さんとあまり変わらない時間でいけるアクセスの良さも魅力!
このときはケンサキイカをこれでもかというくらい堪能させていただいたのですが、今日のジギングは前日までの釣果情報によると渋い状況が続いているので、ジギングはどうなるのでしょうか~
今回は、釣友3人とそのお友達の方と合計5人で乗合を予約。
事前に古橋船長より左舷で並んでくださいとのことなので、トモからミヨシ付近まで場所を確保します。
私は控えめな性格なので、ちょっと狭い胴に入りました(笑)。
この狭さが良い感じで、疲れた時などに壁にもたれながらジギングができてしまうんです。
全員準備が整ったので少し早めに出船。
風もない波もない曇り空の天気。船酔いの心配も全くなく、非常に過ごしやすいのですが、適度に波風が欲しいのが本音。
中潮初日、潮が動いてくれていると嬉しいのですが…
久美浜沖 ジギングの釣果は!?
ジギングスタートは久美浜沖合の40m前後でのヒラマサ狙い。
ジグがまっすぐ底まで落ちている様子やしゃくった感じから、まったく潮が動いているように思えません…
案の定、数回流してヒラマサポイント終了。
アタリらしきアタリもなくガマンの時間が1時間ほど続いた9時過ぎ、はじめての違和感が!
水深100m前後のポイントで底から30mほどのあたりで違和感を感じてあわせますが、何やら感触がヘンなんです。
ちょっとだけブルブルしてみたり、手ごたえがまったくなくなったりと…
誰かとオマツリ(ラインがからんでいる状態)かと思うような不安にかられて、猛烈に巻き上げると、50cm程の可愛らしいサイズのハガツオくん。
ヒットジグはヒットマン H7 190g ブラックシルバー。
引き抵抗も少なく良く動いてくれるので、疲れ知らずで使えそう~
ヒットマンルアー ヒットマン H7 190g
ハガツオは食べると美味しいよと船長からのアドバイスでキープ。
1匹目の大切なお土産なのでより丁寧に血抜きして、エラと内臓も処理して塩氷のクーラーボックスへ。
釣り上げた直後に、きちんと魚の処理をしておくと、家に持ち帰った時に美味しくいただけます。
なので、基本的に釣り上げた全ての魚を血抜きなどの処理を毎回行います。
慣れてしまえば簡単なので、ちょっと苦手だなと思っている方も諦めずにチャレンジし続けていれば自然とできるようになりと思いますよ。
簡単に魚の締め方を紹介しますね。
簡単な締め方と処理の仕方
1.エラの内側から目の少し後ろの真ん中あたりにナイフを入れて魚を締める。
魚が締まった後に、左右のエラの後ろの膜になっている付着部分にナイフを入れて血抜きの準備。
魚がなかなか締まらず何度も差してしまうことも多々ありますが、口が開いたりビクビクするので締められたかわかります。
神経締めをする場合はこの時に一緒にしてしまいます。
2.海水を入れたバケツに魚の頭から突っ込んで血抜きする。
3.血抜き後、お尻の穴から頭に向かって指が数本入る程度の切れ目をいれて、指を突っ込んで内臓をはがす。
4.左右のエラの上下の付け根にある付着部分をナイフではずして、エラごと内臓を引っ張り出す。
5.内臓が無くなったお腹やエラ付近を海水で魚の血を洗い流して、塩氷(氷+海水)の入ったクーラーボックスへ。
これで美味しいお魚が食べられます!!
少しづつ魚の気配が!
ハガツオを釣り上げた後もしばらくアタリがない状態が続いていたのですが、何度かポイント移動をしているとミヨシの方がメジロを釣り上げています。
一気に船中の雰囲気が変わってみんなのテンションが上がります。
が、続いてヒットさせたのは、またもや同じミヨシの方。
竿が締めこまれている様子やラインの出かたから今回はブリっぽかったのですが、残念なことにフックオフ。
その後は誰も続くことができず青物タイムが一瞬で終了。
ちなみにヒットさせていたのはシルバーの15cm程のミドルジグでした。
潮がほとんど動いていないバーチカルジギングなので、ベイトロッドにチェンジしてスロージギングで狙います。
チョイスしたジグはシルバーのシルエットが小さいディープライナーのスロースキップVB130g。
このスロースキップVBは潮がゆるい時などを想定してつくられているジグで、今のシチュエーションにピッタリ。
ディーパースファクトリー スロースキップVB 130g スーパーグロー NSゼブラ(裏はシルバー)
底から40mの中層まで丁寧に探りを入れていると、わずかに感じる微妙なアタリが何度か続きますがなかなか乗りません。
やっとアタリがとれてフッキングできたと思ったら、またまた何やら様子がヘン…
上がってきたのはジグと同サイズのウルメイワシ、しかも2匹。
仲間だと思ってじゃれてきたのか捕食しに来たのか分かりませんが、2匹とも口にフッキングしてますね。
ウルメイワシのアタリも取れるスローピッチジギングを改めて凄いと感じました。
2匹のイワシで船中爆笑モードでしたけど(笑)。
その後、お昼をまわっても青物の気配がありません。
と、気を抜いていたらまたもや違和感。
そう、期待通りのウルメイワシ攻撃。
このままイワシを泳がせていたら…なんてことを考えながらルアーフィッシングに徹します(笑)
笑いを取らずに魚が取りたい!と願っていると、今度はイワシではない明確なアタリが。
頭をコンコン振ってる感じで、またもや青物ではない様子。
上がってきたのは30cm弱のレンコダイ(キダイ)。
私がイワシやレンコダイとじゃれ合っている間に隣のHさんが何やら根掛かりで苦労しています。
やっと外れて上がってきたのは大きなウッカリカサゴ、岩礁周りだったので根に潜ってしまっていたのですね。
ジグも無事回収できて何より。
その後またまたHさんが、底付近で強烈なアタリがあり魚が頭を振っている様子。
メジロかなーと言いながら上がってきたのは立派な70cmオーバーの大きな座布団ヒラメ。
詳しくは、Hさんのブログ「つりにいく」をご覧ください。
でかいですよ~
いよいよ夕まずめ
やっと魚の活性が上がってきた夕まずめに差しかかろうとしていた16時前、ハマチやらサワラ、真鯛などが釣れだしました。
私も5種目を目指し頑張っていると青物らしきゴン!!っと明確なアタリが。
良くひくのですが、それほどの重量感はない様子。
ハマチかな~と思っていると顔を出したのはシオ(カンパチの子)でした。
カンパチジギングは何度かしたことがあるのですが、久々のカンパチの姿に惚れぼれ。
小さいけど、目のところに入っている八の字がカッコいいですね!
ヒットジグは、前回のハピネス2さんでジギングの際にブリをゲットしたメジャークラフト ジグパラ バーチイカルイカナゴ。
前回ののジギングも1日中渋い状況が続いた中、最後の2時間ほどでブリを3本もゲットできた記憶がよぎり、クローザーとして期待して投入です。
今回は周囲がシルバー系でヒットしていたので180g ゼブラグローをチョイス。
メジャークラフト ジグパラ バーチカルイカナゴ
ハマチより嬉しいゲストを迎えて4種目(ハガツオ、イワシ、レンコダイ、カンパチ)を達成したので、5種目めはブリで締めくくりたい!!
という願いは届かず時間だけが過ぎ納竿となりました。
前評判通り渋いジギングになりましたが、ウルメイワシなどの良いベイトも入ってきているようなので、今後の爆釣モードのスイッチオンに期待です。
外道さん達を美味しく頂きます!
本命のブリがいない外道祭りを楽しみました♪
左の緑のお皿が、ヒラメ(上)とレンコダイ(下)のお造り
右上のお皿が、シオのカマと頭の塩焼きとヒラメの皮の炙り
右下のお皿が、ハガツオの叩き
ハガツオをはじめて食べたのですが、味はサワラとカツオの中間ぐらいで1日寝かした方がより旨味も濃くなり美味しかったです。
でも特筆すべきは、Hさんのヒラメの美味さ。
めっちゃ美味かった!!
2日目以降に食べた昆布締めにしたヒラメも美味しかったのですが、お造りがめちゃくちゃ美味かったです。
また、ヒラメ釣り?にジギング行きましょう!
[…] 日本海 ヴィーナスさんでジギングに行ってきました!@京丹後 久美浜 […]