こんにちは。
夏休みアクティビティ②として和歌山県串本町とすさみ町に行き、子供たちとシュノーケリングと川遊びを楽しんできました。
和歌山県最南端の串本町へは、渋滞していなければ大阪から2時間30分ほどで行くことができるようになったので、小さいお子さん連れでも気軽に行くことができるのではないでしょうか。
3年ほど前に紀勢自動車道の南紀田辺ICからすさみ南ICまでが無料区間として開通しているので、白浜や串本へ向かう所要時間が大幅に短縮されています。
何よりも無料区間なのがめっちゃ嬉しいですよね。
串本の海は、非常に透明度が高く、魚などの生き物も豊富でシュノーケリングに抜群でなので、みなさんも1度行ってみてはいかがでしょうか?
和歌山 串本にあるダイビングパークでシュノーケリング
今回は、夏休みということで1泊2日の予定で南紀へ来ました。
メンバーは中学3年男子5名と小学生1名、大人3名の総勢9名でシュノーケルや川遊びを楽しみます。
シュノーケリング時は、ラッシュガードや海水パンツのほかにライフベスト(膨張式ではないもの)などがあると心強いですね。泳ぎに自信のない方でも、ライフベストがあれば誰でも安心してシュノーケリングが楽しめると思います。
また、串本ダイビングパークのシュノーケリングエリアのほとんどがサンゴ礁になっており、足で踏んでしまうとサンゴがつぶれてしまうので、フィン(足ひれ)を必ず装着して自分の足とサンゴの両方を守る必要があります。
サンゴ礁の上には立たないようにするなど、最低限のマナーを守ってシュノーケリングを楽しみたいものです。
手袋もあれば、不意にサンゴで手を切ってしまうこともないので、こちらもお勧めです。
シュノーケリングをはじめたい方で購入を検討する方へのおススメはこんな感じでしょうか。
シュノーケリングセット3点セット
ライフベスト
手袋
マリンシューズ
串本ダイビングパーク
シュノーケリングで今回お邪魔した場所は、串本海中公園の隣にある串本ダイビングパークです。
串本海中公園にある海中展望塔は、子供のころに来た記憶があるので知っていたのですが、その隣にシュノーケリングが楽しめるエリアがあることは、友人に教えてもらうまで知りませんでした。
この串本ダイビングパークでは、ダイビングエリアとシュノーケリングエリアが分かれており、ダイビングの方もシュノーケリングの方も安全に楽しめるように配慮がされています。
シュノーケリングエリアでは水深が1m~5m前後までと浅く、また地磯に囲まれた大きなプールのようになっているため比較的波も穏やかで安全に楽しめます。
施設使用料(ロッカー、更衣室、シャワー、駐車場)として大人1,600円、小学生900円が必要になります。
有料エリアなのですが、個人的に大満足のシュノーケリングスポットだと思います。
予約はできませんがシュノーケル等のレンタルもあるので、シュノーケリングが初めての方でも気軽に始められますね。
豊富な魚で大満足
満潮時や干潮時の水位の影響で景色がだいぶ違って見えるのですが、この日はエントリーする時間が干潮で夕方に向けて水位が増す予定。
磯場で履いてきたビーチサンダルなどを置いていく際、潮の影響で流されない場所に置いてエントリーします。
今回が生まれて初めてのシュノーケリングという中3男子もいて、おそるおそる海に入っていきます。
でも、さすが適応力の高いの若い世代、しばらくすると自由勝手にシュノーケリングを楽しんでいる様子。
私はこの串本ダイビングパークでシュノーケリングをするのは3度目なので、全員を引き連れてエリア内をまわっていきます。エントリーエリアから数メートル来たところで、さっそく魚の群れをたくさん発見しました。
この串本ダイビングパークエリア内の生き物は捕獲厳禁なので、魚たちは人間達を気にしながらも平然と泳いでいます。人間の手で荒らされていないからこそ、豊富な種類とたくさんの数の生き物が観察できるところが、非常に魅力的ではないでしょうか。
環境省が運営している串本海域公園というWEBページで、串本の海の生き物が詳しく紹介されていますので、どんな生き物がいるのか事前に調べていくと、よりいっそうシュノケーリングが楽しめると思います。
今回の串本ダイビングパークでのシュノーケリングで見た魚たちを少しだけ紹介します。
ニザダイ【数匹の群れでバリバリと音を立てて海底に生えている藻などを食べています】
ソラスズメダイ【鮮やかな青色が美しい小魚で、何時間でも見てられそう】
セグロチョウチョウウオ【この魚も優雅に泳いでる姿がきれいですね】
ボラ【海中からみるボラの群れは、なかなか迫力があります】
グレ(メジナ)【こっぱグレ(幼魚)の群れが非常に多いのですが、50cm前後の群れもいて圧巻です】
シュノーケルエリアにクマノミ発見!
この串本ダイビングパークのシュノーケリングエリア内には、2か所クマノミが生息しているエリアがあります。
ファインディングニモで有名なカクレクマノミではないのですが、はじめて野生のクマノミを見つけた瞬間は感動してしまいました。
クマノミ【人間を怖がることなく平然とイソギンチャク付近を泳いでいます、かわいいですね~】
サンゴの岩礁の中にあるイソギンチャク付近に数匹の群れでいるのですが、至近距離に近寄っても逃げる様子はあまりありませんので、ゆっくり時間をかけてクマノミの観察を堪能することができました。
子供達は、はじめてのクマノミとの遭遇なのですが、意外とあっさり次の場所に移動しちゃったので、中3男子のココロはおじさんの私ほど動かされることはなかったのでしょうか、、、
この串本ダイビングパークでもクマノミポイントは有名ですので、皆さんもシュノーケリングしながらクマノミとの遭遇を楽しんでみてください。
クマノミポイントの場所は、受付事務所でも教えてもらえると思いますので、受付時に情報収集しているとスムーズに見つけることができると思います。
すさみ町の琴の滝荘のログコテージで宿泊
串本ダイビングパークでのシュノーケリングが終了し、すさみ町にある琴の滝荘に向かいます。
琴の滝荘では、ホテルのような本館とは別にログコテージがありますが、バーベキューができることと大人数なのでログコテージを予約しました。
バーベキュー台がログコテージ脇にあるので、それ以外のバーベキュー用の炭、網やトング、食材などを準備して持参します。
バーベキューの時の炭で少しだけこだわりがあるのですが、着火性が良い炭と炭火が長持ちする2種類の炭をあわせて使用します。
着火にはトーチバーナーを使用して、着火性の良い炭で火おこしを素早く完了させてから長持ちするタイプの炭になじませていけば、意外と簡単に炭火をおこすことができますので、一度お試しください。
トーチバーナー【バーベキュー以外にも魚の皮をあぶって焼霜づくりがつくれたりと料理シーンでも使えます】
着火性が良い炭【早く火がつく分、長持ちしないのがたまにキズ】
炭火が長持ちする炭【なかなか着火しないのがたまにキズ】
夜のバーベキューまで少し時間があったので、近くの川へ遊びに行きました。
何も言わず男子6人の様子を観察しているとおもしろいですね。
まだまだ、子供っぽいところもあって、なぜか裸になった小3男子と一緒にはしゃいでビショビショになっていました。
私も少し被害にあいましたが。。。
夜はバーベキューをしながら歓談タイムなのですが、中3男子の食欲はすさまじいですね。
お肉などは事前に用意していったのですが、お野菜や魚介類などは現地の近くにあるオークワすさみ店で現地調達しました。これぐらいあったらあまるんちゃうかな、と思っていた量が丁度な感じで、おなかを満足させるのにヒヤヒヤしました。。。
おなかも満たされてきたらおじさんを交えて男子トークで盛り上がりました。
ゲームなどの話で盛り上がるのかと思っていたら、将来の展望や仕事のことについてあつく語り合っていました。
話のなかには、中3らしく成績をいかに上手にとる為の先生攻略の指南などもあったりして、人間社会の勉強になってますね。
中3男子の真面目な話に参加できておじさんもめっちゃ楽しかったです、ほんと将来が楽しみですね~
すさみ町 周参見川の上流で川遊び
2日目は、周参見川の上流にあり、橋から飛び込みができる場所で川遊びをしました。
少し下流にある駐車場(無料)を利用できるのも嬉しいですね。
風もなく快晴で暑い真夏日。
川の水は想像以上に冷たいのですが、子供たちはどこまでも元気です。。。羨ましいかぎりです。
橋からダイブ
水面から橋までは、およそ2.5mほど。
橋の上に立つと、水の透明度が非常に高く川底が見えており、体感する高さは5mぐらいに感じます。
何度飛び込んでも少し尻込みしてしまうぐらい、飛び込むには勇気がいります。
中3男子達も想像以上に体感する高さに少々おじけ気味。。。
さあ、意を決してみんなでダイブ!!
ひと通りダイブを楽しんだら、今度はダイブにもアレンジです。
バク転にチャレンジしたり、空中でペットボトルをキャッチして遊んだりと、本当に楽しそうです。
水の冷たさも体力を奪うのですが、飛び込んだ時の着水の姿勢によっては水面からの衝撃が強く、気づくと肌が真っ赤っかということもよくあります(笑)。
川へのダイブはめっちゃ楽しいのですが、疲れが後からどっときますのでご注意くださいませ、子供たちよ。
でも、帰りの車は爆睡できるのが羨ましいですね~
周参見川でもシュノーケリング
川へのダイブも満足したところで、昨日使用したシュノーケリングのセットで川の中を探検します。
この周参見川にの上流には、カワムツが何千、何万匹いると思えるほど沢山います。
今年に限っていえば、10cm前後の鮎が群れをつくってたくさんいました。中に20cmを超えるサイズの立派な鮎もいて、非常に楽しめました。
聞けば今年は鮎が全国的に多いようですね。
とても密度の濃い充実した南紀2日間でした。
子供達もめっちゃ楽しかったようです。
君たちの大満足な笑顔が大人の我々にとっては何よりの宝物です。
また、みんなでおもいっきり遊びに行きましょう!
次も全力で楽むぞ~~