こんにちは。
2月27日小潮、和歌山 加太の三邦丸さんで鯛ラバをしてきました。
実は、釣友Hさんが年末に釣具店で応募した無料乗船チケット1枚が当たり、1人分の乗船代を2人で割りましょ〜とありがたいお誘い♪
もちろんお言葉に甘えます(笑)、ありがとうございます!
春の乗っ込みシーズン前の真鯛釣り。
釣果情報を見てても活性はあまり高くなく、数もそんなに上がっていない様子。
ボウズ覚悟で、1枚取れたら良いな〜ぐらいのハードルで挑んできました。
鯛ラバのタックル、仕掛け、釣り方
鯛ラバは、かれこれ10年ぶりぐらい。
鯛ラバや鯛ラバ専用ロッドは久しく登場していません。
フックが錆び付いていたり、ラバーが腐っていなかったら良いのですが…
当時は鯛ラバもちょくちょく行っていたので、確か40〜80gまでの鯛ラバ(鯛カブラ)もそれなりにあったはず…
鯛ラバのタックル
ロッドは、できれば鯛ラバ専用ロッドがオススメ。
でも、少し柔らかめの普通?の船用の竿でも十分問題ないかと思います。
久しぶりに当時使っていた鯛ラバ専用ロッド、シマノ 炎月を引っ張り出してきました。
この竿、ワンピースロッドで収納場所から取り出すときに天井でぶつけてしまい、3cmほど竿先を折ってしまい、自分で修理しちゃったジャンク品。保証書もあったようなのですが、当時の私は簡単簡単と直してしまっているんですね、なんで修理に出さなかったのか自分でも理解不能な行動によって竿先の調子が若干規格外のロッド(笑)
ということで、最新の鯛ラバ専用ロッドが欲しいところなんですが…
↓最新の鯛カブラ専用ロッドを釣友Hさんは購入しちゃってましたね〜(笑)
いいなぁ〜
●シマノ ベイトロッド 炎月 SS 鯛ラバ B610ML-S
リールは、両軸のベイトリールを使用することが基本的な鯛ラバの釣り。
カウンター突きであれば、なおのこと良し。
0.6〜1号ぐらいまでのメインラインを使用するので、そこそこのドラグ性能があれば、どのようなベイトリールでも正直いけると思います。
私は両軸のカウンター突きベイトリールでダイワ ソルティスト ICS 103SHをチョイス。
10年ほど前には、バス用のベイトリールでやってましたね、チームダイワ時代のベイトリールで確か…
そこそこの鯛でもドラグ性能が追いつかず、大変な思いをしたことがあります(笑)
もちろん、海水対応ではないので故障など自己責任なのですが。
ちなみに、船上からも遠投して狙うキャスティング鯛ラバもあるようなのですが、私はしたことがなくわかりません。
このキャスティング鯛ラバの釣りは、スピニングタックルを使うようです。
●ダイワ ソルティスト ICS 103SH
ダイワ(Daiwa) ソルティスト ICS 103SH 右ハンドル
メインラインはPE0.6号にリーダー2号(12lb)、イカメタルのメインラインをそのまま流用。
イカメタル用に準備しているメインラインはいろんなところで活躍しますね〜(笑)
鯛ラバ用のPEラインでお値段的にも強度的にも良さげなの見つけました。
ライン強度が3.6kgと申し分ないので、お求め安そうな価格ですし良さげですね〜
●ダイワ 紅牙センサー+Si 150m 0.6号 マルチカラー
鯛ラバの仕掛け
鯛ラバ釣りの仕掛けは、そのまんま鯛ラバです(笑)
鯛ラバは、鯛カブラとかフラフラとか地方などで呼び方が違いますが、基本的には全て同じルアー。
どちらかというと、インチクみたいに漁具に近いですよね。
上にオモリがあって、ネクタイと針といういたってシンプルな構造。
鯛ラバのタックルボックスも引っ張り出しましたが、中に入っている鯛ラバは全て固定式の鯛ラバばかり。
当時は、遊動式の鯛ラバはまだ登場してなかったのか記憶が曖昧…
固定式の鯛ラバでも釣れますが、大きな鯛がかかるとバレやすいこともあるそうなので、遊動式の鯛ラバも欲しいところ。
なので、遊動式鯛ラバをちょっとだけ準備して釣行に臨みました!
●ダイワ(DAIWA) メタルジグ 紅牙 ベイラバーフリーα 45g 鍍金ゴールド
●ダイワ(DAIWA) メタルジグ 紅牙 ベイラバーフリー ヘッドα 60g 紅牙レッド
↓食いが渋いときは、中井チューンが良いようです。
●ダイワ(Daiwa) タイラバ ユニットα 紅牙 中井チューン SS ケイムラオレンジ&レッドラメ
鯛ラバの釣り方
鯛ラバの釣りは、シンプル。
『底をとって定速で巻き上げる』の繰り返し。
そう、ただ巻くだけで鯛が釣れてしまう釣りが鯛ラバの釣り。
でも奥が深くて、渋い状況などでは釣果に差が明確にでる釣りなんですよね。
【大事なポイント①】
鯛ラバが着底したら、すぐ巻き始める!
フォール中に鯛が意識して付いてきていることが多く、着底後にそのままほったらかしていると、鯛に見切られてしまいバイトチャンスがなくなってしまいます。
【大事なポイント②】
定速で巻き上げる!
巻き上げる速度は、その時の状況にもよるので、アタリの出る巻き上げ速度を早く見つけるかが重要。
巻き上げる量(高さ)は状況にもよるのですが、だいたい10m前後。
しゃくりや誘いなどの動作は基本的にしません。
【大事なポイント③】
鯛ラバのカラー(オモリ、ネクタイ、ラバー)や大きさ、ボリュームのチョイス!
その時の状況に合わせたカラー選びやネクタイの大きさ・ボリュームのチョイスが大事。
オモリの重さは、水深や潮流によって適度な大きさを選ぶのが基本です。
【大事なポイント④】
鯛が掛かったら(フッキングしたら)、ポンピングしないでひたすら巻き上げのみで回収!
ポンピングして回収するとバレ易くなります。
鯛が横に走る事は少ないので、ゆっくりと焦らず慎重に巻き上げて回収します。
●鯛ラバのタックル、仕掛け、釣り方
ロッド:鯛ラバ専用ロッドがベター
リール:両軸ベイトリール(カウンター付きがベター)
ライン:PEライン0.6号、ショックリーダー2号前後
仕掛け:遊動式、固定式の鯛ラバ(鯛カブラ)
釣り方:必ず底をとり、定速で10m前後巻き上げ→底をとるの繰り返し
鯛ラバの釣果は?
少し前が春の陽気で暖かかったこともありナメてました。
めちゃくちゃ寒い!!!
念のために真冬の重装備で来たので良かったのですが、ネックウォーマーやフィッシンググローブを忘れて来たのでダメージが半端なかったです…
↑釣果の言い訳ではないです(笑)
出船前に準備をしていると、船長が「小潮は食いが渋い、今日みたいな日は常連さんは来ない」とのこと。
えぇ〜まじっすか…
鯛は大潮の後の中潮が良いとのことなので、次回はその潮回りで釣行するとして、今日の小潮でなんとか鯛を1匹でもゲットせねば。船長曰く、ネクタイはシルエットを小さくして、フックサイズもSSサイズなど小さいものしかフッキングに至らないとアドバイス。
SSサイズのフックは持っていないので、替え針用に購入していたSサイズのフックに、予備のネクタイをハサミで縦に半分に切り落として、ラバースカートをちょっとだけ追加して、即席にシルエット小さめのフックセットをスタンバイ。
初めのポイントは40〜60mのポイント。
早朝の少し活性が高い時間帯は、太刀魚を食っているそうで大きめのシルエットでも大丈夫とのことで、即席チューンは保存。まずは80gの市販の遊動式鯛ラバでスタート。
私は全くアタリすらない状況の中、釣友Hさんは2、3回アタリがあったようで、何か魚はいる模様。
すると、釣友Hさんの竿が大きく曲がり、ドラグが出っ放し!?
鯛なら相当デカいはず。。。
全く浮いてくる様子がなく、残り10m前後で私を含め数人のラインを巻き込んだ犯人はメジロ〜
そら引きますわ、青物やん〜
朝一から景気がええなぁ〜
頑張るで〜
と気合は空回りで、あいかわらず一切音沙汰なし。
反対側のトモの方が鯛を釣り上げ途中活性が上がるも、釣った二人のヒットカラーのピンクのネクタイ持ってないし…
すると、
はい、
巻くだけという単純作業が適度な眠気を誘います(笑)
居眠り釣法をしていると、
ココココこんっ!
ククククくんっ!
なんか釣れてる!
そう、鯛からの目覚ましコール!!!
ヒットレンジは底から10mぐらい、多分(笑)
ヒット鯛ラバは、即席チューン♪
そんなに大きくはないのですが、本命の鯛さま〜
38cmと小ぶりですが、食うたら美味いサイズ。
晩御飯が楽しみです!
その後、船上ではパラパラと真鯛が釣れているようですが、これ以降アタリもなくなり納竿となりました。
やっぱり鯛はサイコー
最近、太刀魚が多かったので、赤い色が目に新鮮!
ちゃちゃちゃっと三枚におろして、アラも処理して準備完了〜
まずはテッパンの鯛の薄造り♪
次の日は、鯛の昆布締め、アラの塩焼き、鯛の潮汁♪
寒さと眠さとの戦いだった今回の鯛カブラ(笑)
次回はしっかり睡眠とって万全の体制で臨みます!